【日本居酒屋紀行】本当にうまい本物の生ホッピーは立石にあり!立石の路地裏に佇む最高の居酒屋「秀(ひで)」

東京都葛飾区・立石。

京成線の各駅停車の電車でしかたどり着けないこちらの場所は、吞ん兵衛なら誰もが知る場所と言っても過言ではない。

そんなこの街に、都内屈指、いやもしかしたら世界でナンバーワンと言っても過言ではないほど絶品の生ホッピーを味わえるお店がある事をご存知だろうか。

それが今回ご紹介するお店「秀(ひで)」だ。

・本物の生ホッピーとは
居酒屋などで供されるホッピーは生ホッピーではない。通常、瓶で提供される「外」と焼酎(中)を自分の好みの配合で飲むのがホッピーだが、生ホッピーとは、専用の生ホッピーサーバーから注がれる生ビールのようなホッピーのことだ。きめ細かなクリーミーな泡が特徴で、生ビールでもない、ホッピーでもない、まさに生ホッピーだけの味わいを楽しめる、それが生ホッピーだ。こちらのお店では、グラスもキンキンに冷えているため、非常にクリーミーでシャープな喉越しの生ホッピーを楽しむ事ができる。

・白・黒・ハーフ&ハーフ
こちらのお店では3種類の生ホッピーを味わう事ができる。白はあくまでもホッピーと焼酎の香りと喉越しを楽しめるし、黒はしっかりと黒ホッピー独特のコクや味わいを楽しむ事ができる。こちらのお店では白と黒の両方の良さを味わえる生ホッピーのハーフ&ハーフもあるため、その全てのホッピーの味わいを楽しんでみてもらいたい。


・言うまでもなく料理も劇ウマ
ホッピーだけでも充実しているこちらのお店だが、これだけウマいドリンクがあるため、その相棒のツマミも秀逸な品が豊富に用意されている。特にオススメなのがハンペンチーズフライと豚なんこつ煮だ。ハンペンチーズフライは、からっと仕上がった立った衣とラードのコク、そしてアツアツのチーズとハンペンのふわふわ感がたまらない。



豚なんこつ煮はどこまでも柔らかく、もっちりとした軟骨と甘辛いタレとがまさに絶妙な味わい。そんな極上のつまみを、キンキンに冷えた生ホッピーで流す。まさに至福の瞬間がそこにはある。

古き良き下町の香り残る、立石。

実はこの吞ん兵衛の聖地・立石、もしかしたら、再開発によって大きくその形が変わってしまう可能性がある事をご存知だろうか。

もしかしたら、現在の立石の雰囲気を味わえるのは、今だけ、そんな状況になってしまうかもしれない。

そんな場所で楽しめる、最高の生ホッピーを味わってみてはいかがだろうか。

そこには、この地でしか味わえない、単なる味だけではない、日本のこれまでの歴史も味わえるに違いない。

ただし、こちらのお店、予約のできない人気店のため、開店直後に行くことをオススメしたい。また夜9時前後には閉店準備に入るため、その点も注意しておきたい。

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店名 秀(ひで)
住所 東京都葛飾区立石7-2-11
時間 17:00~22:30
休日 木曜日










この記事のお店・スポットの情報

お店・スポット名 : 秀(ひで)

住所 : 東京都葛飾区立石7-2-11