【日本麺紀行】ラーメン330円!餃子220円!安さ爆発!知る人ぞ知る町中華の名店、東京・足立区「りんりん」
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日本各地にはそれぞれの街や地域の方々がこよなく愛し、磨き上げられてきた絶品グルメが必ず1つや2つ存在する。
しかしその絶品グルメは、ほとんどの場合地元の人にとっては「常識」や「当たり前」のため、その街や地域以外の人にはなかなか知られることがないのが、現状である。
今回ご紹介するのは、圧倒的なコスパで絶品のラーメンや餃子を提供してくれるお店、東京・足立区「りんりん」。
・たった7席の町の中華屋、それが「りんりん」
北千住駅西口から駅前通り「1010ロード」を抜け、国道4号線の交差点をわたると、「ラーメン」と暖簾がかかったお店に多くの人が並んでいる。
その店こそ、今回ご紹介する「りんりん」。
圧倒的なコスパのため、近隣に住む多くの人々が日々「りんりん」を訪れ、美味しいラーメンや餃子を味わっているのだ。
また、こちらのお店ではお持ち帰りもできるため、店の外には店内で味わいたい人と、お持ち帰りの商品を待つ人とで混雑している。
・ラーメン1杯330円、餃子1人前220円、カレー330円、焼きそば280円という超絶コスパ
こちらのお店、メニューを見て驚くのがその安さ。
ラーメン1杯330円、餃子1人前220円、カレー330円、焼きそば280円、一番高いメニューでもチャーシューメンの430円なのだ。
安いからといってマズいわけではない。全くその逆で、どうやったらこんな価格でこんな味わいをたのしめるのだろうか、と疑問に思うほど、どれも絶品でウマいのだ。
330円のラーメンは、しっかりとダシの聞いた醤油ラーメンはスープを何度でも飲みたくなるほど、あとひく味わい。
チャーシューはしっかりと肉のウマミを感じる事ができるし、麺もツルツル・シコシコで、330円とは思えないほど本格的なラーメンだ。
もちろん餃子もうまい。
注文を受けてから目の前で1つずつ手でつつまれ、焼きたての状態で出される餃子は外側はカリっとしており、内側にはたっぷりと肉汁をたたえたアンが詰まっており、220円とは思えないほどのウマさなのだ。
・オススメしたいのが焼きそば
どのメニューも非常にウマイのだが、特にオススメしたいのが焼きそば。
注文するとまず生麺をお湯にいれ、ゆがくところから調理がはじまる。
焼きそば専用の鉄板で具材を炒め、絶妙のタイミングでゆであがった麺を投入し、一気にソースと炒め上げていく。
蒸し麺をつかったり、ある程度調理された焼きそばを温めなおす、ということは一切せず、ゼロから焼きそばを作っていく。
この調理の手間ひまだけでも280円の焼きそばとは思えないのだ。
麺は香ばしく炒められており、噛むたびに茹で上げ麺ゆえにシコシコとした弾力を味わえる。
具材も非常に絶妙な火加減であり、280円でこれほどの焼きそばを味わえるお店はなかなか無いと断言してもいい。
少し薄いと感じる方は卓上のソースを追加してもいいだろうし、メニューにはないのだが、もし濃い目の屋台風の味が好きな方は、オーダー時に「ソース濃い目で」と伝えることをオススメする。
値段とはかけ離れた、1つ1つの丁寧な調理を全て目の前で見る事ができる、北千住の町中華「りんりん」。
その絶妙な味わいもさることながら、驚きの価格で味わえるメニューは、こちらのお店以外にないのではないか、そう感じるほどだ。
この場所でしか出会えない、そんな地元の方々に愛されるお店の暖簾をくぐって、その町そのものに溶け込む、そんな旅もいいのかもしれない。
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お店 りんりん
住所 東京都足立区千住中居町17-14
営業時間 10:30~21:00
定休日 水曜日