蒲田の三大トンカツの1つ「檍 (あおき)」が手がける至高のカツカレーを味わえるお店「いっぺこっぺ」
|香ばしいラードの香りに、サクサクの衣。ジューシーな肉のウマミと脂の競演。ソースをたっぷりとかけてアツアツのご飯と一緒に頬張れば……
そんな料理の味わいを想像するだけで唾液が溢れてくる料理の1つと言えばトンカツだ。
日本全国に数多のトンカツ店があり、そのお店そのお店が独自の工夫を凝らしており、一番美味しいトンカツを決める事は難しいに違いない。
そんな想像するだけで空腹感を覚えてしまうトンカツというメニューを究極の味わいまで昇華させた店が集まる、トンカツの聖地をご存知だろうか?
それが今回ご紹介するお店が存在する、東京・太田区の蒲田だ。
実はトンカツの聖地・蒲田には、三大トンカツと呼ばれる「丸一」、「檍(あおき)」、「鈴文」の3店が存在している。
そんな蒲田の三大トンカツのお店の1つ「檍(あおき)」が手がけるお店こそ、今回ご紹介したいカツカレー専門店の「いっぺこっぺ」だ。
・あのグルメ王・アンジャッシュの渡部さんも認めるお店
こちらのお店、実はあのグルメ王・アンジャッシュの渡部さんも認めるお店。
多くの食通がいる事で知られる芸能界の中で、多くのグルメ本を出版し「グルメ王」と認められるほどのお笑い芸人アンジャッシュ渡部さん。
渡部さんのグルメブログは多くの人々から人気となっており、また渡部さんのグルメ評論は一部のテレビ番組では大手口コミサイト食べログをもじって、「渡ログ」とまで呼ばれているほど。
そんな渡部さんが認めた印に、こちらのお店のレンジフードにはステッカー「Watabe Of The World」が貼られているのだ。
・芸術的なまでに美しいトンカツ
こちらのお店では、ロースカツカレー、特製メンチカツカレー、ヒレカツカレー、上ロースカツカレー、かたロースカツカレー、特上ロースカツカレーの合計6種類のメニューが提供されているのだが、全てのメニューに、林SPFと呼ばれる極上の豚肉がつかわれている。
SPF豚とは、母豚のお腹を帝王切開して取り出すことで菌のつく可能性を極力排除した豚のこと。
そんな豚を外部との接触を遮断し、清潔な環境で丁寧に育てているのが「林SPF」と呼ばれる豚肉なのだ。
千葉県の限られた生産者によって丁寧に育てられている豚は、関東圏以外ではまず味わう事が出来ない、それほどまでに極上素材なのだ。
まずはトンカツだけを塩で味わってみる事をオススメしたい。
極上の素材をつかったトンカツは、塩によって最高のウマミとコクを引き出されて、何の抵抗も無く喉の奥へと心地よく吸い込まれていく。
まさに最高のトンカツとはこの事だ。
・最高のトンカツとカレーの組み合わせ
そんな最高のトンカツと一緒に味わえるのが、「いっぺこっぺ」のカレー。
こちらのカレーは、野菜のウマミや甘みを感じるカレー。
しかしながら食べ進めるとスパイシーな辛みがじわじわっと効いてくるという、カレーとしてしっかりと完成された味わい。
具材も大きめにカットされており、もちろんカレーだけでも十分楽しめる。
そんな完成されたカレーに最高のトンカツを合わせて味わうことが出来るのがこちらのお店が最高であるポイントだ。
ジューシーなトンカツに、濃厚かつスパイシーなカレーを合わせてみれば、お互いの良さを引き出し合って、最高のカツカレーとなっている事に気がつく。
また卓上のフルーツ感をたっぷりと感じられる特製ソースをかけて味わえば、カツカレーはまた別の味わいを感じさせてくれる。
複雑なカレーのスパイス感、そしてソースそのものがもつフルーツ感、そしてトンカツそのものがもつウマミやコク、それらが渾然一体(こんぜんいったい)となって口の中で爆発するのだ。
トンカツの聖地・蒲田。
奥深きトンカツの世界を味わいながら、その最高のトンカツをつかった、至高のカツカレーを味わう、そんな旅に出かけてみてはいかがだろうか?
きっとそこには、トンカツの聖地・蒲田だからこその味わいがあるに違いないのだ。
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お店 とんかつ檍(あおき)のカレー屋いっぺこっぺ
住所 東京都大田区蒲田5-43-7
営業時間 11:00〜15:00 / 17:00〜21:00
定休日 水曜日