【誰にも教えたくない日本の隠れ家】五反田駅前に佇むの広東料理の名店「亜細亜(あじあ)」

JR山手線の駅の1つ「五反田駅」。

実は五反田においても現在の東五反田と呼ばれるエリアは、江戸時代、奥州仙台藩伊達家が屋敷を構えた場所。

明治時代となって島津公爵の大邸宅となり、明治・大正にかけて旧薩摩の軍人や政財界人が集まる社交場として、本当のセレブリティが集まる場所となっていたのだ。

明治新政府の要職が長州と薩摩出身者で固められていたという事実からも、この島津公爵の大邸宅に集まっていた人々が当時の日本の歴史そのものを創っていた人々であったことは容易に想像できるだろう。

そしてその名残は、現在でも島津山と呼ばれる小高い丘の名前として残っているのだ。

そんな歴史ある五反田には、様々なグルメスポットが存在するのだが、その中に1軒の中華料理店がある。

それが今回ご紹介するお店「亜細亜(あじあ)」だ。

・1947年(昭和22年)創業の老舗広東料理店「亜細亜(あじあ)」
こちらのお店1947年(昭和22年)創業の老舗広東料理店。

1947年と言えば、戦後日本国憲法が施行された年。

戦後の混乱期からこの地で美味しい中華料理を提供し続けてきたこちらのお店は、五反田の地元の人々から愛されている中華の名店なのだ。

移ろいの激しい東京という場所において、地元の人々から愛されて続けており、いまもなお元気に営業を続けている。

その意味でもこちらのお店は、五反田の戦後からの復興を見続けてきた生き字引の1つのお店と言っても過言ではないだろう。

・絶対に食べておきたいメニュー、それが自家製シューマイ
こちらのお店で絶対に味わっておきたいのが自家製シューマイ。

箸でスッと切れるほど柔らかいホワホワのシューマイは、シューマイというよりも小籠包に近いと言えるほどアツアツでジューシーな仕上がり。

柔らかいシューマイの中にはおおぶりにカットされたタマネギがたっぷり入っており、タマネギの甘みと豚肉の濃厚なコクやウマミが口の中で爆発する。

そのままでも美味しいため、まずはそのまま味わってみて、お好みで酢醤油につけて味わってみていただきたい。

・何を食べてもウマい、それが五反田の「亜細亜(あじあ)」
もちろん地元の方々に愛されているお店ゆえ、何を食べてもウマい。

ピータンには珍しい事に紅ショウガが添えられているのだが、これが絶妙にあうことを教えてくれる。

酢豚は肩ロース肉をつかっているため、ジューシーで歯ごたえのある味わいを楽しめる。

お店特製のタレにつけ込まれた鳥の唐揚げも、非の打ち所がないほどの美味しさだ。

様々な五反田の歴史に思いを馳せながら、美味しい中華を堪能してみてはいかがだろうか。

きっとそこには、五反田の人々が昔から愛して止まない、本当に美味しいものがあるに違いないのだ。

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お店 亜細亜 (アジア)
住所 東京都品川区東五反田1-13-9
営業時間 11:30~14:00 17:30~22:30
定休日 木曜日
お店のtwitter https://twitter.com/asia_gotanda



この記事のお店・スポットの情報

お店・スポット名 : 亜細亜 (アジア)

住所 : 東京都品川区東五反田1-13-9