【世界の居酒屋】ポルトガル・リスボンの象徴「ビカ地区」で地元リスボンっ子に大人気のバー「ビカネーラ(Bicanela)」に行ってみた
|ポルトガルの首都リスボンの中心地に位置し、ケーブルカー「ビカ(Bica)線」が通る急斜面「ビカ地区」。
ケーブルカーの発着地点である坂の上からはテージョ川が望め、また線路の両脇に目を下ろすと人々が避けあいながら坂を上り下りしているという、この場所ではリスボンらしい風景に出会う事ができます。
そのためガイドブックの表紙に使われる事も多く、リスボンの象徴と言えるスポットで、ビカ地区は毎日朝から夕方まで観光客で賑わっています。
ところが夜になると雰囲気は一変し、ビカ地区に軒を連ねる小さなバーを目指して地元の若者たちが続々と集まって来ます。
思い思いのスタイルで仲間たちとお酒を楽しむポルトガルの若者たち。
数あるビカ地区のバーの中でも一際人気のあるバー「ビカネーラ(Bicanela)」は坂道の中腹にあります。
ビール(ポルトガル語でセルベージャ/cerveja)が1€、そしてワイン(ヴィーニョ/vinho)は2€という格安な価格も人気の理由の1つ。
因みにポルトガル語のコップ(copo)は日本語のコップと発音も意味も同じですので、「コップ・デ・ヴィーニョ(copo de vinho)」とは「グラスワイン」の意味です。
こちらのお店の店内にはアート作品やレコードの表紙などが飾られており、まるで隠れ家のような場所となっています。
カウンターでは、店内と屋外のどちらで飲むかを聞かれます。
屋外のテイクアウトを選ぶと20セント安くなり、プラスチックカップで出してもらえます。
この日はちょうどサマータイムが終了する日だったので、深夜1時を2回過ごすことになりました。
見知らぬポルトガル人の若者と「夜が1時間増えた事」を乾杯したテキーラショット。
ポルトガルの若者は、家やレストランでたっぷり時間をかけたディナーを取った後に夜の街に出かけます。
そのためビカ地区の夜は通常日付が変わる頃から盛り上がりはじめ、その喧騒は明け方まで続きます。
ほろ酔い気分で坂道を散歩しながらリスボンの海風にふかれる、そんな旅もたまにはいいのかもしれません。
お店 ビカネーラ Bicanela
住所 Tv. da Laranjeira 17, 1200-239 Lisboa
電話 +351 961 702 515
営業時間 20:00pm~2:00am
定休日 月・日
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