【世界の街角】ヒッピーな時代にタイムスリップ!アメリカ・サンフランシスコにある「ハイト・アシュベリー」


アメリカ西海岸を代表する世界都市の一つであるサンフランシスコ。

大規模なダウンタウンには近代的なビルが建ち並び、シリコンバレーやカリフォルニア大学バークレー校にも近いため、先進的なコンピュータ系の企業が多く集まっている町として知られています。

しかしながら、そんな先進的なサンフランシスコに、まるで60年代にタイムスリップしたようなヒッピーカルチャーの雰囲気が残る独特のエリアがあります。

それが今回ご紹介する「ハイト・アシュベリー」と呼ばれるエリア。サンフランシスコ市内を見下ろす高台にあるハイト通りとアシュベリー通りの交差することから、そのように呼ばれています。

その起源は、第二次世界大戦後に計画された高速道路建設プラン。

建設プランによって地価が暴落し、安い家賃を求めてこのエリアにヒッピーたちが住み始めたことから始まったそうです。

結局反対運動によって高速道路の建設は中止されましたが、ハイト・アシュベリーはヒッピー発祥の地として、今もなおヒッピーのカルチャーが根付いています。

そのため、通りには、オーガニックカフェや、ヴィンテージショップ、レコード屋などが並び、まさに自由なヒッピー感に溢れています。

お店を見て回るだけでなく、通りに溢れるストリートアートも一見の価値あり。どれも完成度が高くおしゃれ。

ヒッピーエリアということもあり、物乞いが集まる通りでもあるのですが、一歩メインストリートを離れると、絵に描いたように美しい高級住宅が立ち並んでいたりします。

このミスマッチもこの地区の魅力ではないでしょうか?

サンフランシスコを訪れたのなら、60年代のヒッピーな気分を味わいに、街歩きしてみてはいかがでしょうか?

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