砂丘と海岸!二つの景色を楽しめる鳥取砂丘に行ってみよう

鳥取旅行と言えば外せないのが鳥取砂丘。
雄大な自然を楽しむことができる、鳥取ならではの景勝地で、ぜひ立ち寄ってほしい場所です。

鳥取砂丘は、鳥取県鳥取市の日本海海岸に位置する海岸砂丘。山陰海岸国立公園の特別保護地区に指定されています。観光可能な砂丘としては日本最大であり、1955年(昭和30年)に国の天然記念物にも指定されました。

鳥取砂丘への行き方は、車の場合は鳥取ICから約20分、公共交通機関を使ってもJR鳥取駅より、バスまたはタクシーで約20分。

意外にも市の中心部からもアクセスしやすい場所ながら、素晴らしい景色を見られる場所として観光客にも人気となっています。

観光の玄関口となるのは、砂丘入口。砂丘と言ってもどこからでも入れるわけではなく、観光のための入り口がありますので、まずはそこへ向かいましょう。入場料は不要です。

入口階段を昇れば、もうそこには広大な砂丘が広がっています。砂丘の背景には日本海。砂と海のコントラストが鳥取砂丘の魅力。見渡す限り砂と海という光景は、普段ビルや車に囲まれて過ごしている身にはとても新鮮です。

鳥取砂丘は起伏の多いことが特徴でです。砂丘には、北東から南西方向に伸びた3列の大きな砂の丘があり、これらは北側から順に第Ⅰ砂丘列・第2砂丘列・第3砂丘列と呼ばれているそうです。第2砂丘列は通称「馬の背」と呼ばれており、標高が約47m。下の写真で、奥側に見える山のようなところです。

そこまで歩けば、日本海を一望できるので、体力に問題のない方はぜひ目指してみてくださいね。

砂丘の砂はサラサラでとても歩きにくく、足を取られてかなり体力を使います。運動不足の大人には結構堪える運動量ですが、砂地を歩くというのも普段はなかなかできない経験。小学生くらいなら自力で往復できますので、家族旅行の一環に組み込んでも楽しめると思います。

頑張って第2砂丘列の上まで登ったら、そこで少しの間休憩を。潮風に吹かれながら美しい海岸線を眺めればそれまでの疲れも飛んでいきます。

さらに体力が余っている方は、海沿いまで降りてもいいですね。

写真の日はゴールデンウィークの日中のため、砂丘には多くの足跡が付いてしまっていますが、人の少ない季節や早朝には美しい風紋(風によって地表に形成される模様)が見られたり、夕暮れ時には夕日に染まる砂丘が見られたりと、時間によっても異なる魅力があります。日程に合わせて、様々な景色を楽しんでみてくださいね。

最後に鳥取砂丘を観光する際の注意点を3つ。

    1.まずは、砂まみれになっても良い格好で行くこと。砂丘は海岸沿いで風が強いことも多いので、洗いやすく、砂が絡みにくい生地の衣類がお勧めです。

    衣類と同時に靴も砂にまみれてもよく、かつ歩きやすいものを選びます。特にお子さんは靴にも砂が入り込むこみやすいため、気候によってはスポーツサンダルのようなもののほうがいいかもしれません(スリッパ型は脱げやすく不向きです)

    2.次に、装備を身軽にすること。意外と遠い道のりですので、大きな荷物は車の中、またはコインロッカー等に預けておくのがお勧めです。
    3.最後に、飲み物を持参すること。一旦砂丘に入ってしまうと、当然のことながら自販機等はありません。特にゴールデンウィーク以降の夏期は、熱中症になりかねませんから、飲み物は必携です。砂丘入口前には、お土産物屋さんやレストランが並んでいますので、事前にそちらで購入しておくのがいいでしょう。

砂丘の周辺には砂丘を一望できるリフトや、砂の造形を楽しめる砂の美術館などもあり、時間があれば併せて訪れてもいいでしょう。

鳥取ならではの景色を楽しめる鳥取砂丘、ぜひ訪れてみてくださいね!

Post: GoTrip!
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住所  鳥取県鳥取市福部町
入場料 無料
アクセス 車:鳥取ICより約20分 バス:鳥取駅より路線バスで「砂丘方面」約20分