刑務所にチャペル、レストランがあるお城!?スロベニアのリュブリャーナ城を訪ねて
|ヨーロッパのスロベニア共和国は、総面積が四国ほどの小さな国。日本ではあまり有名ではない国ですが、アドリア海からアルプスにまで面し自然豊かで美しい景観を誇ります。
首都リュブリャーナのランドマーク的存在「リュブリャーナ城」は、古い建物をリノベーションしたモダンなレストランから、チャペル、かつて刑務所として使われていた部屋までを見学できる個性的なスポットです。
それでは、リュブリャーナ城を訪ねてみましょう!人口約28万人を誇るリュブリャーナの街は、リュブリャニツア川の周辺に見どころが凝縮されておりこじんまりとしていながらも、観光、グルメ、買い物などを楽しむ事ができます。
リュブリャーナ中心部の丘の上に位置するリュブリャーナ城は、観光で外せないスポットの一つ。
お城までは徒歩で坂道を登るか、ケーブルカーを使って向かいます。リュブリャーナ城の興味深いポイントは、12世紀に建てられた城が現在も積極的に利用されていること。
ケーブルカーを降りてまず目に入るのは、古い基礎部分を残してその上に新しく建てられたモダンな建物です。この建物にはオシャレなカフェレストランやミューアムショップが営業しています。まずは、お城の一番の見所と言える展望塔に登ってみましょう。
個性的な螺旋階段を登り到着した展望スペースからは、リュブリャーナの街を一望することができます。旧市街のすぐ近くには新市街が広がっておりビルなども建てられていますが、一国の首都ながらこぢんまりとした印象。日本の感覚で言うと、地方都市のような規模の街並みです。美しいフレスコ画を誇るリュブリャーナ大聖堂、バロック様式のファザードを持つピンクのフランシスコ会教会などは、リュブリャーナ観光でぜひ訪れたいスポットです。
さて、展望塔を見学した後に見落とさずに訪れておきたいのが、かつて刑務所として利用されていた部屋。
リュブリャーナ城は一時、刑務所としても利用されていた歴史を持ちます。薄暗い刑務所内は、独特の空気感が漂う場所。厳重なドアが当時の面影を感じさせますね。
敷地内には美術館や博物館があり、スロベニアに関する歴史の展示を見る事ができます。スロベニア城内にある聖ジョージ礼拝堂は、15世紀後半に建てられたゴシック様式です。見事な天井のフレスコ画に注目。
現在は、地元の人が結婚式を挙げるチャペルとしても親しまれています。軍事的な要所としても利用されていたスロベニア城は、強靭な城壁を持ち合わせており、帰りは徒歩で丘を下ってみるのがオススメ。坂道をぐるりと下りながら見上げる城は、角度によって違った印象を受けることでしょう。
ぜひスロベニアを訪れる際には、リュブリャーナ城を訪ねてみませんか?
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名前 リュブリャーナ城(Ljubljana grad)
住所 Grajska planota 1, 1000 Ljubljana, Slovenija
アクセス リュブリャーナ中心部から徒歩約15分、またはケーブルカーを利用
営業時間 ・1月~3月、11月 10時~20時、・4月、5月、10月 9時~21時 ・6月~9月 9時~23時 ・12月10時~22時
定休日 無休
公式サイト https://www.ljubljanskigrad.si/en/the-ljubljana-castle/
料金 7.5ユーロ