イギリス・ロンドンにあるヨーロッパ最大のチャイナタウンで「たい焼きアイスクリーム」を発見
|日本でも横浜や神戸をはじめ、世界各地に点在するチャイナタウン。
なかでもヨーロッパで有名なのが、ロンドンの繁華街・ソーホーにあるチャイナタウン。100軒あまりの中華料理店を抱えるという、ヨーロッパ最大のチャイナタウンです。
中華料理の店だけでなく、中国系スーパーやパン屋、漢方薬局、日本料理店や韓国料理店、ベトナム料理店などが軒を連ね、いまやロンドンにおけるアジア文化の一大発信地となっています。
そんなロンドンのチャイナタウンでちょっとユニークなスイーツを発見しました。その名も「たい焼きアイスクリーム」。
販売しているのは、チャイナタウンのメインストリートにある中国系ベーカリー「Bake(麵包屋)」。
店頭では、たい焼きを実演販売中。
店内ではエッグタルトや蒸しパンなど、日本人にとっても懐かしいさまざまなパンが売られています。
お客さんの波が途切れることのないこの店の看板商品となっているのが、たい焼きアイスクリーム。
たい焼きの皮をソフトクリームのコーンがわりにした遊び心満点のスイーツで、見た目も可愛いこの姿をひとたび目にしたら、素通りせずにはいられないかも・・・
たい焼きアイスクリームの皮は店内で一つひとつ手作りしています。ソフトクリームのコーンがわりにするとあって、一般的なたい焼きとは違って、頭がなく口を開いた形をしています。
ソフトクリームのフレイバーは抹茶とバニラ、ミックスの3種類から選ぶことができます。せっかくなので、筆者はミックスをひとつ注文。
たい焼きの皮にソフトクリームを入れたら、生地が水分を吸ってべちゃべちゃになってしまうのではと心配してしまうところですが、たい焼きアイスクリームの生地は、ソフトクリームを入れても大丈夫な特別仕様。
噛むと音がするほどサクッ、カリッ、中はモチモチしていて、一般的なたい焼きの生地とはまったく違っています。このカリカリ感がたまらなく、クセになってしまいそう。
抹茶ソフトクリームは、さすがに日本の老舗のお茶屋さんのアイスには敵わず、日本人にとっては香りや苦みがやや物足りなく感じられるかもしれませんが、それでも十分おいしくいただけます。
普通のソフトクリームなら、あくまでもアイスクリームが主役でコーンはおまけのような感覚ですが、たい焼きアイスクリームは、アイスクリームもコーンもどちらも主役級。
ロンドンを訪れるなら、海外で独自の進化を遂げたたい焼きを味わって、ユニークな思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
Post: GoTrip! https://gotrip.jp/旅に行きたくなるメディア
名前 Bake(麵包屋)
住所 9 Wardour St, London W1D
電話 020 7734 3888