待つのが嫌いなフランス人が行列を作るパリにおける餃子の名店!日本人初のミシュランシェフが手がけるギョウザ専門店「GYOZA BAR」
「花の都」として世界中の人々から賞賛されているフランス・パリ。
ミシュランの星が与えられたレストランの数でも東京に次いで世界第2位であるパリは、やはりヨーロッパにおける食文化の中心の1つといっても過言ではありません。
例えば、絶品フレンチが味わえる人気のお店「ギャール・オ・ゴリーユ(Gare au Gorille)」や伝説の大衆食堂と呼ばれる「ブイヨン・シャルティエ(Bouillon CHARTIER )」に、あの名優ジェラール・ドパルデューも通うパリのステーキ専門レストラン「ル・ローシュベム(Le Louchebem)」、そしてパリのリヨン駅で豪華なフレンチを味わえる老舗レストラン「ル・トラン・ブルー(Le Train Blue)」に、映画アメリの舞台にもなったパリ・モンマルトルの喫茶店「カフェ・デ・ドゥ・ムーラン(Café des 2 Moulins)」など、数え上げればきりがありません。
そんなフランス・パリにおいて、待つのが大嫌いなフランス人が行列をつくってまで食べたい、というほど話題となっている日本のグルメをご存知でしょうか?
今回は2012年にオープンしてから連日大人気となっているフランス・パリのレストラン「ギョウザバー(GYOZA BAR)」をご紹介します。
・フランス・パリで話題となっている日本のギョウザ
現在では多くの日本食レストランが進出し、毎年JAPAN EXPOなども行われているフランス・パリ。
そのため、かつてはパリで想像もつかなかったような日本の飲食店もパリには存在しています。それが今回ご紹介するレストラン「ギョウザバー(GYOZA BAR)」。
実はこちらのお店、日本人初のミシュラン2ツ星に輝いたパリの「パッサージュ53」の佐藤伸一シェフがオープンさせたお店。
オープンから5年以上が経つ現在でも多くのパリジャンやパリジェンヌ達が行列して待つほどの人気店がギョウザの専門店というのも、日本人からすると不思議な話かもしれません。
・絶品のギョウザ
パリのギョウザといっても侮る事なかれ、実際に味わえば分かりますが、その味わいは絶品です。
それもそのはず。
餃子の皮につつまれる餡はパリ最高峰の肉屋「ユーゴ・デノワイエ」の豚肉を使っており、さらに野菜はポロネギのみ、そして味付けは塩のみ、と非常にシンプルな素材と味付けを行っています。
日本の餃子のように様々な具材を混ぜ込むスタイルとは異なり、非常にシンプルな素材と味付けだけに、豚肉とポロネギの素材の味わいをしっかりと感じる事が出来る餃子になっています。
そしてタレは、醤油、グレープフルーツ、レモン果汁が配合されているため、日本の餃子よりもフルーティーでサッパリとしています。
・ワインやシャンパンとの相性もバツグン
こちらのお店、餃子とワインを楽しめるのも嬉しいポイント。
ワインとの相性を考えて作られた餃子とタレは、そのままでも美味しいですが、赤ワインとの相性がバツグンです。
実はタレには辣油が入っていないのですが、その理由は辣油がワインとの相性が悪いため、とのこと。
濃厚なウマミを感じられるパリ最高峰の肉屋「ユーゴ・デノワイエ」の豚肉とポロネギの餡をたっぷりと楽しみながら、赤ワインを味わえば、日本とは違う、パリに根付いた餃子の奥深さを感じる事が出来ます。
もしパリに行くことがあるのであれば、日本とパリとが産み出した新しい餃子の新境地を体験してみてはいかがでしょうか?
きっとそこには、パリの食の奥深さをより強く感じる事が出来る、そんな素敵な味わいがあるに違いありません。
Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア
お店 ギョウザ・バー(GYOZA BAR)
住所 56, Passage Panoramas 75002 Paris France
営業時間 12:00 〜 14:30 / 18:30 〜 23:00
定休日 日曜・月曜
お店のHP http://www.gyozabar.com/
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