広島県人が自信を持ってオススメする本当においしいお好み焼き店の1つ「新天地 みっちゃん」
|日本各地にはそれぞれの街や地域の方々がこよなく愛し、磨き上げられてきた絶品グルメが必ず1つや2つ存在する。
しかしその絶品グルメは、ほとんどの場合地元の人にとっては「常識」や「当たり前」のため、その街や地域以外の人にはなかなか知られることがないのが、現状である。
例えば、愛知県・安城市にある「北京本店の北京飯」や石川県・金沢市にある「グリルオーツカのハントンライス」、新潟県・新潟市にある「みかづきのイタリアン」、大阪府・大阪市にある「かどやの豚足」、長野県・上田市にある「日昌亭の焼きそば」北海道・札幌市にある「だるまのジンギスカン」に、ウマすぎて偽物が出回るほどの沖縄いなり寿司と唐揚げのお店・丸一食品などなど、さまざまな美味しいグルメがキラボシのごとく日本各地に輝きを放って存在している。
今回はそんな絶品の地方グルメの中から、広島県が誇るお好み焼きの名店をご紹介したい。
お店の名前は、「新天地 みっちゃん」。
・お好み焼き発祥のお店とも呼ばれる「みっちゃん」のお好み焼き
実はこちらのお店、広島風お好み焼きの発祥のお店の1つと言われている。
お店の名前の「みっちゃん」とは、1953年(昭和28年)に屋台でお好み焼きを販売した井畝満夫(いせみつお)さんの名前に由来するもの。
1953年(昭和28年)と言えば、NHKと日本テレビがテレビ放送をはじめ、初のスーパーマーケット「紀ノ国屋」が東京・青山にオープンした年。
原爆が投下され壊滅的な被害を受けた広島の戦後から8年、日本全体が徐々に復興に向かって突き進んでいる時代に、こちらのお店は産まれたのだ。
・鉄板で食べるお好み焼き、それが広島風お好み焼き
広島でお好み焼きと言えば、鉄板の前で焼かれる美味しいお好み焼きを、専用のヘラで切って味わう、という味わい方。
広島以外ではなかなか体験する事ができない食べ方かもしれないが、この食べ方が最もお好み焼きの美味しさを堪能できる。
鉄板の前で味わう事によって、焼き上げられている香ばしいお好み焼きの香りを感じる事ができるし、なにより最後までアツアツの状態でお好み焼きを楽しめるのだ。
もちろん店内では皿とお箸で味わうテーブル席もあるのだが、もし嫌いでなければ鉄板のあるカウンター席で味わう事をオススメしたい。
鉄板の前でヘラで切ってお好み焼きを味わえば、お好み焼きの味わいもぐっと美味しくなるに違いないのだ。
・オススメしたい特製スペシャルにイカ天トッピング・ねぎかけ
様々なメニューがあるのだが、オススメしたいのが特製スペシャルお好み焼き。
たっぷりの生イカが入ったお好み焼きは、イカの食感とイカのウマミを味わえる逸品となっている。
もちろんそのままでも充分美味しいのだが、もし可能であれば、ここにイカ天とネギをトッピングしてもらいたい。
イカ天とはスルメイカを伸して衣をつけてフライにした、駄菓子のようなもの。
これをお好み焼きに入れると、野菜から出る美味しいスープをイカ天の衣が吸い込んで、非常に美味しい具の1つになるのだ。
さらにネギによってネギの香りと美味しさがお好み焼き全体を美味しくしてくれる。
もし広島を訪れる事があるのであれば、こちらのお店で、アツアツのお好み焼きを味わってみてはいかがだろうか?
きっとそこには、この場所だからこそ味わえる、そんな大切にしたい美味しいグルメが待っているに違いないのだ。
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お店 新天地 みっちゃん(中央通り)
住所 広島市中区新天地6-12(ドンキホーテ前)
営業時間 平日17:00~23:00(L.O.)
土曜日11:00~21:30(L.O.)
日曜日11:00~20:30(L.O.)
定休日 月曜日(祝日の場合は営業、翌日休)
お店の公式ホームページ http://www.mitchan.co.jp/