【日本カレー紀行】斬新な多国籍スパイスカレーで人気、大阪・四ツ橋「カオス スパイスダイナー」
|世界の有名シェフも注目する、安ウマグルメの聖地・大阪。
近年カレーブームが巻き起こっているこの街で、2015年にオープンしたのが「カオス スパイスダイナー」。関西のローカル番組「せやねん」でも紹介された人気店です。
お店があるのは、大阪市内中心部・地下鉄四ツ橋駅から徒歩2分ほどの場所。大阪屈指の繁華街・心斎橋からもほど近い便利なロケーションです。看板が目に入る前から、あたりには刺激的なスパイスの香りが漂っていました。
カオス スパイスダイナーは、白を基調としたカフェ風のおしゃれな外観。
和食出身のチーフとインドで修行したスタッフが腕をふるうスパイス料理の専門店で、昼は本格スパイスカレー、夜はスパイスカレーに加え、日本酒やビールなどのお酒や、ガイヤーン(タイ東北部のチキングリル)やスパイスアヒージョなどの多国籍料理が楽しめます。
今回筆者がやってきたのはランチタイム。リゾート感漂うカジュアルな店内には、テーブル席のほかカウンター席もあり、グループでも一人でも利用しやすいのが嬉しいところ。
自慢のカレーは3種類。基本のカオスキーマに加えて、週替わりのチキンカレー、週替わりのおすすめカレーがあり、毎週木曜日に週替わりのカレーが入れ替わります。カオスキーマは固定ですが、週替わりカレーには、世界各国の料理の要素をもつ個性的なカレーの数々が登場します。
せっかくカオス スパイスダイナーにやってきたら、3種類のカレーがすべていただける3種あいがけがおすすめ。ご飯は白米かターメリックライスを選ぶことができ、2種のミックスも可能です。
この日の週替わりチキンカレーは、チキンプロヴァンスと粗挽きビーフキーマ。基本のカオスキーマに比べると、週替わりカレーは冒険したユニークなラインナップが中心です。
写真は3種あいがけのスモールサイズ。見た目以上にボリュームがあるので、女性や小食の方はスモールサイズでじゅうぶんではないでしょうか。
まずは基本のカオスキーマ。インドのキーマカレーは鶏肉か羊肉ですが、カオスキーマは豚肉。甘味と酸味、辛味のバランスが絶妙で、誰にでも好まれる王道の味わいです。
週替わりのチキンカレーは、「プロヴァンス」というだけあって、西洋風のスパイスがきいていて、酸味強めのまったく異なるスタイル。粗挽きビーフキーマもどこか中華風のユニークな風味がありました。
いずれのカレーも、異なる食材や異なるスパイスを組み合わせることで、チェーンのカレー屋さんでは決して出会えない、重層的で奥深い味わいが生まれています。
辛さ調節をお願いせずに注文しましたが、どのカレーもかなり辛め。日本の一般的なインド料理レストランのカレーよりも辛いくらいで、辛いもの好きにはたまらないはず。
インドをはじめ、世界各国の食のエッセンスを採り入れた斬新なカレーが食べられるカオス スパイスダイナー。ここに来れば、今まで知らなかったスパイスの魅力に開眼させられることでしょう。
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名前 カオス スパイスダイナー大阪店
住所 大阪市西区北堀江1-2-17
営業時間 11:30~22:00
定休日 なし
http://khaos-spicediner.com/