【ビジネスクラス搭乗記】エティハド航空のビジネスクラスに乗ってみた
|
アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ首長国・アブダビに本拠地を置く国営航空会社、エティハド航空。
アブダビから世界46カ国へ就航しているエティハド航空ですが、その設立は比較的最近で、2003年7月。
同じUAEのドバイを拠点とするエミレーツ航空と比べると日本での知名度は少し劣りますが、中東の代表的な航空会社として世界的に有名です。
2010年代に行った積極的なM&Aによって多くの航空会社に出資を行いましたが、その投資した航空会社のほとんどが経営悪化し、エティハド航空全体の業績不振を招いてしまいました。
2018年からはその巻き返しを図り経営をスリム化、現在は新空港建設も推進しているため、今後の新しいエティハド航空の空の旅の提案に期待を持っている方もいらっしゃるかもしれません。
今回はそんなエティハド航空のビジネスクラスとはどのようなものでしょうか?
今回はエティハド航空のビジネスクラスについてご紹介します。
・エティハド航空のビジネスクラスのシート
エティハド航空のビジネスクラスは非常に使い勝手の良いシートとなっています。
フルフラットシートを互い違いに配置した、スタッガードシート配列が採用されているため、どの席からでも直接通路に出ることができます。
座席配列は1-2-1(5EF・7EF・9EF・11EFのみ並び席で後は独立の1席)となっていますが、前向きシート、後ろ向きシートの2つのタイプがあります。
約185センチの完全フルフラットベッドで、シート幅は約55センチとなっているので、快適な空の旅を楽しむことができます。
シートのリクライニングなどは全て手元のタッチパネルでコントロール可能です。
そしてシートにはマッサージ機能もついています。
パーソナルモニターは18.5インチの大きなモニターで
様々なメニューから機内エンターテイメントを楽しむことが可能です。
好きな時間に日本のニュース番組や
日本の映画やドラマをみることができますので、アブダビまでの12時間30分のフライトも、非常に快適に過ごすことが可能です。
また、有料ですが、インターネット接続も可能なので、手順に沿って支払いを行えば、インターネットで快適な空の旅も楽しむことができます。
・エティハド航空のビジネスクラスのドリンク
エティハド航空のビジネスクラスのウェルカムドリンクはフレッシュな果実味を味わえるシャンパンが提供されています。
様々なドリンクをオーダーすることができるので、その時の気分や食事に合わせてオーダーして、存分に機内での滞在を楽しみましょう。
ティーやウイスキーには一緒におつまみなどがついてきますし、
デザートとポートワインを一緒に味わうことも可能です。
・エティハド航空のビジネスクラスの食事
エティハド航空のビジネスクラスの食事ですが、自由に選ぶことができるシステムになっています。
西洋料理だけでなく、伝統的なアラビア料理も提供されているので、空の上から異国情緒を味わうことができます。
たとえば、鮭のタタキですが、非常に新鮮な鮭の外側を軽く炙ってあり、ワサビのタルタルソースでいただくのですが、これが非常に美味。
キリッと冷えた白ワインとの相性も抜群です。
牛フィレ肉も非常に柔らかく、地上で味わうヒレステーキのクオリティとあまり遜色ありません。
新鮮なフルーツと美味しいチーズのコンビネーションも非常に高いクオリティで満足度の高い機内食を味わうことができます。
他にも軽食で、飴色になるまで炒めた玉ねぎとチーズ、そしてルッコラをヒレステーキと豪快にサンドイッチにした、ジューシーで美味しいステーキサンドイッチや
牛肉をスイートチリソースで味付けして、中華の饅頭にはさんで味わうメニューなど、いつでもオーダーできるサイドメニューが充実しています。
もちろんアラビア料理のクオリティも非常に高く、上品な味わいとスパイスが織りなす味わいは、エティハド航空でしか味わえないメニューかもしれません。
いかがでしたでしょうか?
新しく始まった2020年はビジネスクラスで素敵なご褒美の旅を楽しんでみる、というのも良いかもしれません。
エティハド航空のオフィシャルホームページ>>
https://www.etihad.com/ja-jp/fly-etihad/our-cabins/business-class