三重県大台町へアウトドアを満喫しに行こう! 日本一の清流・宮川でのSUPは最高

三重県多気郡大台町(おおだいちょう)は、三重県中部の奥伊勢エリアに位置する、東西に細長い町です。 約90キロメートルにおよぶ日本一の清流・宮川が町内を横断し、町土の約90パーセント以上を森林が占めています。

町内全域がユネスコが実施する「生物圏保存地域(国内呼称:ユネスコエコパーク)」に指定されてる自然豊かな町です。

そんな貴重な自然資源の宝庫である大台町は、町を挙げて自然と人間の持続可能な社会の実現に向けて取り組んでおり、大自然を活用したアウトドアアクティビティを観光の目玉にしています。

春はお花見やハイキング、夏は川遊びやキャンプ、登山、ホタル観察、魚釣り、秋は紅葉の絶景トレッキングやサイクリング、冬は温泉や星空観測など、季節ごとの楽しみ方がたくさん。

少し足を伸ばせば、切り立った峡谷を美しい水が流れる原生林の森、大杉谷へも行けます。

大杉谷は、黒部峡谷、清津峡とともに「日本三大峡谷」のひとつに選ばれ、国の天然記念物に指定されている大峡谷です。深々とした緑、大迫力の滝、猛々しい奇岩など、手つかずの大自然がそのまま残されています。

非常に雨の多いことで知られており、その豊かな水が、深いV字峡谷、個性的な滝、巨大な岩壁、美しい原生林やコケを生み出し、”関西の屋久島”と呼ばれるほど水と緑が美しい谷なのだとか。

(※大杉谷の本格登山コースは初心者が自力で行くのはおすすめできません。プロの登山ガイドの提供するツアーに参加するのがベター。)

さて、これからの季節におすすめなのが、大台町を流れる宮川でのSUP(サップ)やカヤックなどの水上アクティビティーです。

SUPとは「Stand Up Paddleboard(スタンド・アップ・パドルボード)」の略で、浮力が強く安定感のある空気式ボードに立ち、パドルで漕ぎ出す水上アクティビティーのこと。

フィールドとなる清流宮川・奥伊勢ダム湖は穏やかで、SUPが初めての方や初級者も楽しめます。

今回は、大台町でアウトドアプログラムを提供している「Verde大台ツーリズム」の2時間半のSUP体験に参加しました。

SUPボード・パドル・PFD・リーシュコード一式レンタル、アウトドアガイドによるレクチャー代がすべて含まれているため、初心者でも気軽に参加できます。10歳以上は自分で漕いで、10歳未満の子どもは大人と同乗して楽しむことが可能です。

まわりは山に囲まれており、青空と木々の緑のコントラストが鮮やかな最高のロケーション。

初めての方でもレクチャーを受けるとすぐに立って漕げるようになりますが、もし怖い場合は膝をついた姿勢、あるいは座った姿勢になれば、ボードがとても安定します。

アウトドアガイドの先導に従って、本流から支流へと移動。スイスイと水上をすべるように進み、森の中に分け入っていくのが楽しかったです。

ほかの参加者さんたちともすぐに打ち解けられるのも、自然の中でのアクティビティならでは。大人も子どもも関係なく、笑ったり、はしゃいだり・・・・・・。きっと忘れられない休日が過ごせることでしょう。

三重県大台町は、名古屋からは車で約2時間、大阪からは約2時間半でアクセスできるので、泊まりがけはもちろんのこと、日帰りでも遊びに行ける場所です。

この夏は混雑する都会ではなく、自然が豊かでリフレッシュできるところに行きたい、家族やグループでゆったり楽しみたいと考えているなら、アウトドアを満喫できる大台町へ遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

なお、このSUPツアーは「Verde大台ツーリズム」で4月末~10月末の期間、提供しています。

【注意】東海3県の県外移動自粛は2020年6月1日(月)に解除されました。三重県への観光を含む移動は、2020年6月1日~6月18日は東海3県内のみ可、6月19日からは全国から可となります。

Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

名称 Verde 大台ツーリズム
住所 三重県多気郡大台町下真手308番地
公式サイト https://verde-odai.co.jp/