神戸で黒毛和牛ランチ!老舗「赤のれん」で話題のひつまぶしを食べてみた

「赤のれん」は神戸三宮と元町の中間地点に位置します。創業明治39年の老舗で、極上の神戸牛ステーキや牛しゃぶ、すき焼きなどを、雰囲気のある和の空間でいただくことができることで有名です。

神戸牛というと値が張るイメージがあり、特別なお祝い事のとき以外はなかなか食べる機会がないかもしれませんが、その常識を覆すのが「赤のれん」なのです。「赤のれん」の魅力は、上質な最高級の肉を手の届く価格で楽しめること。特に、コスパ最高で写真映えするといま話題となっているのが、ランチ限定メニューの和牛ひつまぶしなのです。

「赤のれん」のランチタイムは11時半から15時までですが、開店の11時半を過ぎると、すぐに客席が埋まってしまうほどの大盛況となります。日替わり定食や和牛すき焼き膳、和牛網焼き膳などのこだわりのメニューがありますが、ほとんどの人のお目当ては、数量限定、ランチタイム限定の「特選黒毛和牛ひつまぶし膳」です。

注文してから約10分。テーブルに運ばれてきたのは、手の平いっぱいの大きなサイズの碗に盛り付けられたひつまぶしです。重ねるように白米の上に敷きつめられた牛肉のボリュームと輝くようなツヤ感に、食べる前から圧倒されます。

芸術作品のような美しい形を崩すのがもったいないほどですが、白米が温かいうちにいただきましょう。まずは口どけのまろやかな肉の食感を味わいます。あらかじめかけられている老舗特製の秘伝のタレの味わいも、肉を嚙むたびにふわっと口の中に広がります。

肉の食感とタレとのコラボレーションを楽しんだら、次はお好みの薬味を肉に載せて食べましょう。一枚一枚のプリプリの肉と一緒に、小口ネギや糸海苔、ワサビなどを組み合わせていただきます。先ほどより肉の旨みが一層引き立っていることに驚かされます。

これだけでも十分に和牛を満喫できますが、最後はやはりお茶出汁をかけていただきます。出汁は、肉の味の邪魔をしないように薄味になっており、特製のタレが染みこんだ白米と出汁、そして肉の旨みが見事にマッチします。

気になるのはお値段ですが、これだけのボリュームと美味しさでなんと1,680円(税別)という驚きの価格です。昼間からコスパ最高の贅沢な和牛ひつまぶしを食べることができるのは、「赤のれん」ならでは。神戸の中心部を訪れたときは、ぜひランチタイムに一番乗りして食べてみてはいかがでしょうか。

赤のれん
住所 神戸市中央区三宮町3-9-5
電話 050-5890-3562
定休日 不定休
営業時間 11:30~15:00(ランチ) 17:00~22:00(ディナー)

Post:GoTrip!http://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア