ガーデニング好きな方におすすめのドイツ最大級の園芸レジャー施設「エガパーク・エアフルト」

ドイツ中央テューリンゲン州の州都エアフルト(Erfurt)は、中世の時代からヨーロッパにおける交通や交易の中心地として栄えた、1,300年近い歴史を誇る古都です。大聖堂とセヴェリ教会が並び立つ華やかな町並みから、「百塔の町」「テューリンゲンのローマ」などと称えられてきました。

エアフルトは古くから園芸の中心地としても発展し、現在もドイツでも有数のガーデニング文化を誇る街として知られています。そんなエアフルトにある「エガパーク・エアフルト(egapark Erfurt)」は、約36ヘクタールの敷地を擁するドイツ最大級の園芸レジャー施設です。

広大な敷地には、四季折々の花が咲く花壇やバラ園、日本庭園、著名な芸術家の作品が展示された彫刻庭園、草花のテーマガーデンなどが広がり、多様性に富んだ自然の美しさを楽しめます。

なかでも、ヨーロッパ最大級といわれる観賞用花壇は、エガパークを象徴する風景として訪れる人々を魅了しています。25万本以上の春と夏の花々が入れ替わりながら咲き誇る、調和のとれた色彩のグラデーションが特徴です。

春から秋にかけて、水辺に沿って広がる6,000平方メートルの多年草の展示エリアが賑わいます。1961年以来、このエリアでは多年草の組み合わせにおける最新のトレンドが紹介されてきたのだとか。展示エリアの中央には緩やかなカーブを描く芝生エリアがあり、植物を間近で鑑賞できます。

また、園内には、ドイツ園芸博物館(Das Deutsche Gartenbaumuseum)や子ども向けの遊び場、動植物と触れ合える体験エリアも整備されています。かつてのキリアクスブルク城塞に入っているドイツ園芸博物館は、園芸と庭園芸術に関する4,000点もの展示品を鑑賞できる施設です。

額縁風のモニター画面に映し出されるのは、何世紀にもわたる園芸の先駆者たち。彼らが来館者を案内し、過去から現在に至るまでの園芸のさまざまな側面を伝えてくれます。園芸に興味のある方ならきっと楽しめることでしょう。

エガパークの中心には、砂漠と原始林を再現した温室を持つ施設「ダナキル」があります。世界初の砂漠と熱帯雨林を融合させた施設で、2つの気候帯が1つの巨大な建物のなかで出会い、水がその繋がりを担っている様子を見学できます。

砂漠にはあらゆる大きさや形のサボテンや多肉植物が生い茂り、熱帯雨林には上下から水が流れ込む水辺が広がっています。そしてその間には、ミーアキャット、クモ、アリ、コウモリ、熱帯の蝶など、極限環境に適応した生き物たちの姿を間近に観察することができます。

ドイツでは他に類を見ない砂漠と原生林を巡る特別な体験を、ダナキルで味わってみてください。見ごたえたっぷりで、子連れのファミリーにもおすすめの場所です。

なお、ダナキルにはレストランもあり、テューリンゲン風ダンプリングやケーキ、生ビールやコーヒーなどのメニューを提供しています。ダナキル砂漠の真ん中というユニークなロケーションで、砂漠気候の展示を眺めながら食事を楽しめます。

癒しと発見が詰まったエガパーク・エアフルトは、エアフルト中央駅から市電で約20分とアクセスもよいです。エアフルトの街を訪れたら、ぜひエガパークにも足を運んでみてください。

名称:エガパーク(egapark)
所在地:Gothaer Straße 38, 99084, Erfurt, Germany
公式サイト:www.egapark-erfurt.de

関連記事:【ドイツ】中世の面影を残すテューリンゲンの古都「エアフルト」の旧市街を歩く

参考:エアフルト観光局(英語)

Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア