【イタリア都市巡り】ローマ、人と歴史の溶け合う永遠の都

1.ローマアルターレ

イタリア最大の都市、ローマ。

これほど愛され、これほど語り継がれてきたイタリアの都市は珍しい。

いくら語れども語りつくせないローマだからこそ、「永遠の都」と呼ばれるにふさわしいのかもしれない。

かつて多くの剣闘士の血が流された円形闘技場「コロッセオ」は、幾世紀を越え、古代の民衆の熱狂をこだまさせている。

幾多の地震をも耐え抜いたローマの象徴は、現代において死刑廃止活動の中心地となっている。

ローマ帝国時代の人々に欠かせなかったのが浴場。

発掘された数多くの古代の浴場が、今なおローマでは見ることができる。カラカラ浴場、トラヤヌス浴場、ティトス浴場などがその例だ。

水にゆかりの深い街ローマで、ローマ創設伝説にも名を残す「テヴェレ川」は、いつもローマの中心で人々の生活を支えてきた。

そして、「トレヴィの泉」を見ずして帰ることは出来ないだろう。

観光名所として世界中に名を知られる「トレヴィの泉」は、歴史的厚みだけでなく、芸術的な美しさによっても人々を引き寄せ続けている。

カトリック教会の総本山「バチカン市国」は、たとえ信徒でなくても訪れておく価値がある。

サン・ピエトロ大聖堂を中心とした眺めもさることながら、バチカン市国内ではボッティチェッリやミケランジェロなどの巨匠の名作たちに出会う事ができる。

古代・中世の建造物が建ち並ぶ中、現代建造物にも洗練されたローマの美的感覚をかいま見る事ができる。

イタリア統一戦争の無名戦士の墓として建設されたアルターレ・デッラ・パトリアもその1つだ。

政治、経済、文化の中心として世界中に名を轟かせる都市ローマは、2000年以上経った現代でも同じ名で呼ばれ、人々は1日1日を都市の歴史の上に積み重ね続けている。

「永遠」という言葉は、ローマの街では絵空事には聞こえない、そう思えるほどの街、それが「ローマ」なのだ。

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