【イタリア都市巡り】ヴェローナ、世界で最も有名なバルコニーのある街

世界中のあらゆる「バルコニー」のうち、ヴェローナの「バルコニー」ほど有名なものはないでしょう。

こう言い切ってしまえる理由は、有名なシェイクスピアの劇『ロミオとジュリエット』の舞台がヴェローナで、さらに有名なあの「バルコニー」もヴェローナにあるからです。

そう、ジュリエットが上に立ち、ロミオからの求愛を受けるあの「バルコニー」のことです。

「劇中の人物が使ったバルコニー、なんてあるわけがない」

誰もが物語の中の話であることを知りながら、世界中から毎年何千という人々がこの小さなバルコニーを見に来るのは、時代を越えて愛され続けるシェイクスピア作品の力なのでしょうか。

「ジュリエットの家」として知られる場所にこのバルコニーは位置していて、一見何の変哲もない小道を抜けた先にあります。

家の中は物語に関する小さな博物館になっていて、実際にバルコニーに上がることも出来ます(ロミオを真似て登るのはご法度です)。

バルコニーと並んで観光客の注目を集めるのは、ちょうどバルコニーの斜め下に置かれたジュリエットの像。

触れると恋愛成就するとか、幸福を呼ぶとか言われているこの像は、長年触られ続けた結果、今では腕や胸を中心に金色に輝いています。

古代ローマ時代の円形競技場が跡を留め、芸術の盛んなヴェローナは、中世の町並みを評価されてユネスコ世界遺産にも登録されています。

時代を越えた散歩がてら、悲しい結末を迎えた若者の恋愛と、物語の力に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

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