庶民的な雰囲気で昔ながらの金沢おでんを味わえる「若葉」 / ふわふわつみれが絶品!


日本三名園のひとつ、特別名勝・兼六園で有名な石川県金沢市。

日本海に近く、練り物にする新鮮な魚のすり身が手に入りやすかったから、あるいは冬の寒さが厳しい北陸という土地柄なのか、金沢市は日本でいちばんおでんが食べられている地域と言われています。

今回紹介する「若葉(わかば)」は、金沢市石引の商店街の中にある昔ながらのおでん屋さん。創業は昭和10年、長く地元の人に愛され続けてきた、気取らない庶民的なお店です。

「おでん、どて焼、茶めし」と書かれた暖簾をくぐって引き戸を開けると、おでんのだしの匂いがふわりと漂ってきて、食欲が刺激されます。

コの字型のカウンターには、年配のお客さんも若い人たちのグループもいて、大衆的な雰囲気。

気さくな雰囲気の店主さんが出迎えてくれるので、ひとりでも気兼ねなく入ることができます。

カウンターの内側にあるおでん鍋、透き通っただしの中さまざまなおでん種がクツクツと煮えています。

おでんは盛り合わせもできますが、基本的には好きなものを好きなだけ注文するシステム。

ごぼう天100円、さつま揚げ100円、ちくわ100円、たまご100円、焼き豆腐150円、あつ揚げ150円、いなりもち150円、こんにゃく150円、糸こん150円、ふかし150円、車ふ150円、えび天200円、じゃがいも200円、肉だんご250円、大根300円、いわしのつみれ350円、しのだ巻350円、がんもどき400円、たこ400円など。

どれも美味しそうで目移りしてしまいます。

大根、焼き豆腐、そして、店主おすすめのいわしのつみれを注文。

全体的にどのおでん種も大ぶりですが、大根の厚さと、いわしのつみれの大きさにはびっくり!

よく炊けた大根にはこってり甘めの白みそがたっぷり乗っていました。おでんだしが比較的薄味ということもあり、この白みそがすごくよく合います。

いわしのつみれは、その大きさもさることながら、ふわふわの触感にも驚きました。つみれというとギュッと締まった硬めの触感をイメージする方も少なくないと思うのですが、若葉のつみれはふわっふわなんです。

玉ねぎと生姜が入っているのでしょうか、あっさりした柔らかいつみれにおでんだしがよく染みて、大満足の一品。これを食べたら、あなたの「つみれ」のイメージが覆されるかもしれません。

ほかのおでん種も気になりますが、のれんに書かれていた「どて焼」が気になり、注文してみました。

どて焼とは言うものの、焼くのではなく、豚バラ串をゆでて、たっぷりの白みそと刻み葱をのせたものです。価格は2本で400円。

脂が多めの豚バラ肉ですが、ゆでることで脂が落ち、さらに白みそと刻み葱とともに頬張るので、しつこさは感じません。味が濃い目なので、思わずお酒が進んでしまうこと請け合い。

食欲をそそるおでんだしの匂いと、立ちのぼる湯気。カウンターでは気さくな店主との会話も楽しめる、庶民的な雰囲気の「若葉」は、金沢を訪れたらぜひ立ち寄ってほしいおでん屋さんです。

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お店 若葉(わかば)
住所 石川県金沢市石引2丁目7-11
電話 076-231-1876
営業時間 17時~23時
定休日 月曜日