クルーズ船から見たかも!?「ラインの宝石」とも呼ばれている美しいラインシュタイン城

ドイツ旅行のハイライトの1つとも言えるライン川観光。特に夏のシーズンには多くの人がライン川を訪れ、遊覧船からみえる美しい風景や流域にある街や森の中での散策を楽しみます。

日本人からも人気があるため、皆さんの中にはすでにライン川クルーズを体験したことのある方もいるかもしれません。今回はそんな皆さんが船の上から見たかもしれない、ライン川流域に立つ美しい城を紹介します。

ラインシュタイン城は14世紀初頭に建てられたと伝えられていますが、その詳細は詳しく分かっていません。マインツ大司教の税関所として使われたり、トリーア大司教の物になったりしましたが、17世紀には次第に廃れてしまいます。そしてプファルツ継承戦争の際には、周辺の他の城と同様にフランス軍によって破壊されました。

廃墟となっていた城は1823年にプロイセン王フリードリヒ・ヴィルヘルムの甥であるフリードリヒ・フォン・プロイセンによって買い取られ、その後はネオ・ゴシック様式に修復をしました。破壊された城の中では、このラインシュタイン城が最も早かったと言われています。

現在この城は元オペラ歌手のヘルマン・ヘッヒャーが所有しており、古城博物館として一般に公開されています。城への入口は麓の道路にあり、坂を上っていくと門にたどり着きます。道路沿いには駐車場もあり、最大2時間まで車を停めておくことが可能です。

入り口からすこし歩いたところで振り向くと住居のような建物がありますが、この城では宿泊も出来るのです。部屋はアパートメントになっており、2番から宿泊が可能です。古城に泊まるなんて、想像しただけでもワクワクしますね。

城の中庭からは美しいライン側の眺めを楽しんだり、塔の上に登って中庭を上から眺めてみましょう。塔の上まで登るのは少し怖いですが、そこからの眺めはまさに絶景です。

ここにはフリードリヒ王子によって1842年に建てられた墓所礼拝堂があるほか、城の中は博物館になっており、かつての生活の様子が再現されています。

またライン川流域の古城では結婚式を挙げる事のできる所が多いのですが、このラインシュタイン城もその一つです。小規模でアットホームな結婚式の会場として人気があり、日本人が式を挙げたこともあるのです。式を挙げなくても、ハネムーンなどで利用するのも十分アリではないでしょうか?

一度は廃れたものの、見事に復活を遂げたラインシュタイン城。「クルーズ船から眺めるだけじゃつまらない!」という方は、中世の息吹を感じにぜひ訪れてみてください。

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