静岡市にある出世運の強力パワースポット!?久能山東照宮にはガンダムが奉納されている!
|さまざまな節目を迎えている2015年、実は天下を取り征夷大将軍となった徳川家康公が没してから今年で400年という節目で、全国にある家康にゆかりのある都市では、様々なイベントが開催されています。
その中でも没後ということで、家康のお墓がある栃木県の日光東照宮と、静岡県の久能山東照宮では、50年に1度の「式年大祭」が盛大に行われる特別な年となっています。
次にこの大祭を体験することができるのは、50年後の2065年で、気が遠くなるほどの年月が必要です。そんな今年は、東照宮に参拝してみるのもいいかもしれません。
今回ご紹介するのは、そんなかつて太平の世を作ったとされる徳川家康公ゆかりの場所、静岡県静岡市にある「久能山東照宮」です。
・日本平ロープウェイのガイドさんの案内が凄い!
静岡市にある久能山東照宮を訪れるには下から自分の足で石段を登るのもよいですが、日本観光地百選で1位にも選ばれたこともある屈指の景勝地・日本平から静岡鉄道が運営しているロープウェイで訪れるのがおすすめです。
日本平からのロープウェイでは、眼下に広がる駿河湾、遠く伊豆の山々を見渡すことができ、大パノラマを楽しむことができます。
さらに、ロープウェイに乗ると、ガイドさんが一緒に乗って様々な案内をしてくれるのですが、簡潔にわかりやすく話してくれて、思わず引き込まれる素晴しい案内をしてくれます。この名調子は聞き応え十分で、降りる頃には拍手をしてしまう、それほどまでに卓越したガイドとなっています。
・久能山東照宮は、出世運の強力パワースポット!?
徳川家康公が没した後、遺体は遺言どおり、その日のうちに久能山に運ばれ埋葬され、その後、二代将軍・徳川秀忠により徳川家康公を祀る神社として「久能山東照宮」が創建されました。
社殿は、江戸時代を代表する大工頭(だいくがしら)で名古屋城、仁和寺、二条城などの今では国宝、重要文化財となっている建築物を多く手がけた中井大和守正清により作られました。創建当時の極彩色きらびやかな色彩と江戸時代の匠の極みを見ることができ、静岡県で唯一の国宝建築物に指定されています。全国にある徳川家康公を祀る東照宮の総本社となっていて、いまでは国内をはじめ海外からも多くの観光客が訪れる名所となっています。
久能山東照宮は、徳川家康公由来の出世運の強力パワースポット。織田信長、豊臣秀吉、にはじまった乱世の世を抜群の才覚で登りつめ、最終的な天下太平を勝ち取ったのは日本人であるならば誰もが知る周知の事実です。
そんな久能山東照宮ですが、表参道の石段は1159段もあるため登るのはとても大変ですが、その大変さからも存分に出世パワーを感じることができます。
・久能山東照宮には、ガンダムのプラモデルが奉納されている
久能山東照宮がある静岡市は、バンダイやタミヤなど、静岡に生まれ育った模型メーカーが多く「模型の町」として有名です。
静岡と模型の歴史は、実は徳川家康公に起源を持っています。その昔、駿府城や東照宮の造営の際に、全国から優秀な木材加工の技術を持つ職人が集められ、その匠の技が、現在のプラモデルの源流である木製模型に受け継がれました。今では、静岡は日本全国のプラモデル出荷額が日本一となっており、徳川家康公が集めた日本屈指の職人達の技が現代にまで受け継がれてきた結果が数字でも示されています。
そんな歴史から、久能山東照宮にはガンダムのプラモデルが奉納されています。普通のガンプラの他にも、「BB戦士徳川家康頑駄無(ガンダム)」があります。
このモデルは、竜のかぶと飾りが特徴で、徳川家康公が関ケ原の合戦時に使用したものがモチーフとなっています。家康公もまさか400年後にこんな形で自身の兜がよみがえるとは思ってもいなかったでしょう。
御鎮座四百年大祭で盛り上がる静岡県・静岡市にある「久能山東照宮」へ出かけてみてはいかがでしょうか?
徳川家康公の底知れぬパワーを受け、お盆明けにはとんでもない出世運が転がり込んでくるかもしれませんよ!?
Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア
<久能山東照宮>
場所 静岡県静岡市駿河区根古屋390
拝観時間 4月1日〜9月30日 午前9時〜午後5時 / 10月1日〜3月31日 午前9時〜午後4時
ホームページ http://www.toshogu.or.jp/
Via :
・しずおか観光情報 駿府静岡市 久能山東照宮
・静鉄グループ 日本平ロープウェイ
久能山東照宮(日本平から)への行き方:
・JR静岡駅より路線バスにて日本平へ(40分)。日本平山頂よりロープウェイ(5分)
・東名高速道路清水ICより日本平へ(40分)。日本平山頂よりロープウェイ(5分)