【日本居酒屋紀行】知る人ぞ知る土日しか食べられない絶品ハンバーグを味わえる居酒屋 / 台東区・日本堤の「丸千葉(まるちば)」


台東区・日本堤。

江戸時代に吉原が移転してきてからは「吉原土手」とも呼ばれ、多くの江戸っ子達で賑わっていたこの場所には、「土手の伊勢屋」と呼ばれる天ぷらの名店や桜鍋の名店「中江」など、100年以上の歴史を誇る名店がきらぼしのごとく存在している場所として、多くのグルメな人々を引きつけて止まない場所です。

また、日本堤はかつて、大阪市の釜ヶ崎、横浜市の寿町と並んで称される日本の三大人足寄場のひとつとして簡易宿泊所が多く見られ、日本の高度経済成長を支えた場所でもありました。

そんな場所も今ではその簡易宿泊所の値段の安さから、世界中のバックパッカーが集まる場所へと変貌しつつあります。

そんなニッポンのある種、本当の歴史が詰まっていると言ってもいい場所「日本堤」に、絶品のハンバーグを味わえるお店があります。

それが今回ご紹介するお店「丸千葉(まるちば)」です。

・言わずと知れた居酒屋の名店
「丸千葉(まるちば)」と聞いて名前を知っている、という方もいらっしゃるかもしれません。

実はこちらのお店、居酒屋の名店中の名店としてかなり有名なお店。その有名っぷりは予約を取らないと入れないほど。

安くて美味しい、ボリュームもたっぷり、それだけではなくて、お店の店主「やっちゃん」の軽快な立ち回りも、人気を支える1つの要素ですので、下町の優しくて暖かい人情を感じながら一献、という方にはたまらないお店です。

・必食のメニュー、それがハンバーグ
こちらのお店で絶対に食べておきたいメニューそれがハンバーグ。

粗く包丁でみじん切りにされたタマネギは甘く透き通り、たまに出会う黒こしょうはピリリと味を引き締めています。

また秀逸なのがデミグラスソース。

一部ファンからは「和デミ」と呼ばれるこのソースは、えも言われぬ和風味のデミグラスソース。

この味がさらにハンバーグのうまさを増幅させています。ただ土日限定メニューですので、訪問する際はお気をつけ下さい。

・メンチカツも劇ウマ
またこちらのお店、メンチカツも劇ウマです。わらじのような大きさのメンチカツはどこまでもジューシー。

カツというよりも内部は蒸し料理のようにふっくらとしており、ソースなどつける必要が全くないほどの芳醇な味わいです。

添えられたマカロニサラダとの相性も抜群なので、ハンバーグとともに土日限定メニューとなっているメンチカツも是非どうぞ。


・もちろん他のメニューもオススメ
丸千葉さんは大人気の居酒屋さんのため、新鮮な素材の良さをしっかりと引き出した一品料理がとても充実しています。

大トロの炙りはポン酢ネギおろしでさっぱり・ジューシーに味わうことができますし、季節の魚はたっぷりと脂がのっています。

もちろんフライや唐揚げに関しても、絶品中の絶品。



ここでしか食べられない絶品のハンバーグと最高の一品料理で一年の締めくくりをしてみてはいかがでしょうか?

長い人生で考えれば一瞬ですが、きっと一生忘れられない、そんな時間を過ごすことができるに違いありません。

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お店 丸千葉 (まるちば)
住所 東京都台東区日本堤1-1-3
営業時間  14:00~21:00
定休日 年末年始・水曜日













この記事のお店・スポットの情報

お店・スポット名 : 丸千葉 (まるちば)

住所 : 東京都台東区日本堤1-1-3