フランス世界遺産の街、ストラスブールで食べたい2つのローカルグルメ
|フランス、アルザス地方にある世界遺産の街ストラスブール。
ストラスブールを訪れるならぜひ食べておきたい2種類のグルメをご紹介しましょう。
一つはタルトフランベ。
日本語では「アルザス風極薄ピザ」とも呼ばれるアルザス地方の名物です。
ストラスブールでタルトフランベを食べるなら、木組みの家々が並ぶ「プティト・フランス」と呼ばれる地区でのランチがおすすめです。
このエリアはストラスブールのなかでも特に趣のある宝石箱のようなエリアで、雰囲気のいいカフェやレストランが並んでいます。
プティト・フランスのメイン通りから少しはずれたところにあるのが、アルザス料理のレストラン、「ル・ベックオフ・ダルザス ( Le Baeckeoffe d’Alsace )」。
このあたりは比較的人通りが少ないのでゆったりと落ち着いて食事ができます。
アルザス料理のレストランにはたいてい、この地方の伝統的なデザインである赤と白のチェックのテーブルクロスがかかっています。
田舎っぽい温かみがあって、可愛らしいですね。
木のぬくもりあふれる店内も素敵ですが、気候のいいときは外のテラス席が一番!
周囲の木組みの家々が眺められるテラスなら、座っているだけで幸せな気分になれます。
注文したタルトフランベ(ノーマル)が運ばれてきました。
生地に「フロマージュブラン」と呼ばれるクリームチーズを塗り、スライスした玉ねぎとベーコンを散らすのがオーソドックスなスタイル。
さらに違う種類のチーズやマッシュルームを加えたもの、ベジタリアンバージョンなどアレンジもさまざまです。 値段は種類によって一枚7~10ユーロ。
一見サイズが大きいように見えますが、とっても薄いので小食の女性一人でも問題なく食べられるサイズ。
男性ならこれ一枚では足りないかもしれません。
サクサクの生地とクリーミーなチーズの相性が抜群で病みつきになってしまいます。
日本でもファミリーレストランのメニューに取り入れられるなど、知名度が高まりつつあるタルトフランベ。
ぜひ本場のおいしさを味わってみてください。
<お店の情報>
お店:ル・ベックオフ・ダルザス ( Le Baeckeoffe d’Alsace )
住所:14, rue des Moulins 67000 Strasbourg
公式HP:http://baeckeoffe.com
もう一つのグルメはプレッツェルサンド。
プレッツエルといえばドイツ名物ですが、ドイツとの国境に近く、過去にドイツ領になった歴史をもつストラスブールでもメジャーな存在です。
ストラスブール大聖堂にほど近いオルフェーヴル通りにあるのが「デュソーセリシュクリ ( Douceurs Salees Sucrees )」。
お菓子も売っていますが、ストラスブールのB級グルメ、プレッツェルサンドが充実しています。
プレッツェルサンドとは、細長い形をしたもちもちのプレッツェル生地にチーズや野菜、ハムなどを挟んだもの。
一般的なサンドイッチとは違いしっとりとした食感なので、サンドイッチのパサパサ感が苦手な人でもおいしく食べられるはずです。
こちらはクリームチーズとトマトを挟んだシンプルなサンドイッチ。
なめらかなクリームチーズがたっぷりと贅沢に入っていて、さすがは酪農大国フランスです。
<お店の情報>
お店:デュソーセリシュクリ ( Douceurs Salees Sucrees )
住所:22 rue Orfevres 67000 Strasbourg
朝食に、ランチに、おやつにとお腹が空いたときにいつでも食べられる手軽さが嬉しいプレッツェルサンド。
天気のいい日には、ストラスブール大聖堂前の広場で大聖堂を眺めながらいただいてはいかがでしょうか。
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