【日本居酒屋紀行】新潟の歓楽街・古町にひっそりと佇む魅惑の居酒屋「旬魚旬菜 五郎」
|かつて江戸時代に北前船で栄えた新潟。
そんな繁栄した港町には飲食店や歓楽街が軒を連ねており、今もなおその風情が残るのが新潟市の「古町(ふるまち)」と呼ばれるエリア。
実は「古町」はかつて京都・大坂・江戸の三都につぐほど有名であった遊郭が存在しており、その繁栄は明治時代に新潟が開港5港の1つとなったため、維持されたのだ。
そして「古町」は昭和初期には新橋・祇園と並び三大花街と呼ばれるまでに繁栄し、今でも古き良き色香を感じさせる町として残っている。
そんな「古町」にひっそりと佇む魅惑の居酒屋がある事をご存知だろうか。
それが今回ご紹介するお店「旬魚旬菜 五郎」だ。
・美味しい新潟の地ビール
こちらでは、美味しい新潟の地ビール「スワンレイクビール」を味わう事ができる。
実はこのスワンレイクビール、アメリカはニューヨークで金賞を受賞し「世界が認めた本物ビール」との呼び声高いビール。
新潟で育まれたお米をつかい、さらに新潟の清流をつかって仕込まれたビールは、モルトでは味わえないライトかつドライな味わい。
このビールで喉を湿らせれば、新潟の美味しい海の幸を味わう準備は完了だ。
・美味しい新潟の地酒
もちろんビールに限らず、日本酒も美味しいのが新潟。
実は新潟の日本酒の生産量は、兵庫、京都に次ぐ、全国3位。
そして、新潟県内には98もの酒蔵があり、全て呑む事など到底出来ないのだ。
そんな新潟の清流で仕込まれた日本酒の中から、厳選したお酒をこちらのお店では呑む事ができる。
また、メニューにはこちらのお店でしか取り扱いがない、という日本酒もあるので、ぜひそういった旅でしか出会えない、そんなお酒を所望したい。
・美味しい新鮮な魚介類
美味しいお酒あるところに、ウマい肴あり。
こちらのお店もその法則にたがうことなき、美味しい酒の肴を提供してくれる。
脂の乗った地物の鯖をつかったシメサバは、妖艶なウマミをたたえており、日本酒との相性は抜群。
水揚げされたばかりというニシンの塩焼きは、ニシンのもつサッパリとしたウマミをしっかりと味わせてくれる。
もちろん毛蟹も非の打ち所がないほどウマい。
江戸から明治、大正、昭和、平成と、行く時もの時間が流れても、新潟古町の艶やかな街の雰囲気は変わらない。
そんな艶やかな街の片隅で、美味しいお酒と地物の魚介類をつかった肴を味わってみてはいかがだろうか?
きっと時間の移ろいにも動じない、がっしりとした新潟の味わいは、旅をよりよいものにしてくれるに違いないのだ。
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お店 旬魚旬菜 五郎
住所 新潟県新潟市中央区古町通8番町1446
営業時間 17:30~翌1:30
定休日 なし