【地元民に愛される絶品グルメ】40年つづく月夜野の隠れた照り焼きチキンのお店 / 群馬県利根郡みなかみ町「高橋の若どり」
|日本各地にはそれぞれの街や地域の方々がこよなく愛し、磨き上げられてきた絶品グルメが必ず1つや2つ存在する。
しかしその絶品グルメは、ほとんどの場合地元の人にとっては「常識」や「当たり前」のため、その街や地域以外の人にはなかなか知られることがないのが、現状である。
例えば、愛知県・安城市にある「北京本店の北京飯」や広島県・広島市にある「陽気のラーメン」、石川県・金沢市にある「グリルオーツカのハントンライス」、新潟県・新潟市にある「みかづきのイタリアン」、大阪府・大阪市にある「かどやの豚足」、長野県・上田市にある「日昌亭の焼きそば」北海道・札幌市にある「だるまのジンギスカン」などなど、さまざまな美味しいグルメがキラボシのごとく日本各地に輝きを放って存在している。
そんな美味しいグルメの中から、今回は群馬県利根郡みなかみ町にある照り焼きチキンの名店「高橋の若どり」をご紹介したい。
・今年で創業40年の名店
こちらのお店、群馬県利根郡みなかみ町で40年つづく、照り焼きチキンの名店。
群馬県利根郡みなかみ町とは、利根川の最上流にある場所で、お米の産地で有名な新潟県南魚沼市とも隣接している場所。
また、2005年の平成の大合併によって、月夜野(つきよの)町、水上(みなかみ)町、新治(にいはる)村の3町村が対等合併し、みなかみ町が誕生するのだが、それまでこちらのお店は月夜野町の名店として知られていたのだ。
・自宅にドライブスルー!?自宅兼お店のたたづまい
こちらのお店、ご自宅の脇にお店があるというスタイル。
お店の前はドライブスルーのような形で車を乗り付けられるようになっており、まさに月夜野のドライブスルーのチキン専門店といっても過言ではない。
お店の中の壁にはメニューがあり、チキンの重さによって値段が変わるシステムとなっている。
・劇ウマでジューシーなチキン
非常に田舎な場所で40年もつづく名店の照り焼きチキンは、絶品中の絶品。
レトロな包み紙に新聞紙で包装されたチキンは、それだけで、どこか懐かしさを感じる。
照り焼きチキンをひとくち頬張れば、ジューシーな鶏もも肉と、特製の醤油ダレのウマミを感じる事が出来る。
まさにこの味を食べるためにこの場所を再訪したい、そう思えるほどの味わいがそこにはある。
平安時代に京の歌人源順がこの地を通り、三峰山より昇る月を見て「おお、よき月よのかな」と深く感銘し、歌を詠んだという言い伝えの残る、月夜野エリア。
美しい自然が残る場所で、この地で40年つづく照り焼きチキンを味わってみてはいかがだろうか?
この地でしか味わえない、そんな奇跡の出会いのような味わいは、群馬県の旅の1ページをよりおもむき深いものにしてくれるに違いないのだ。
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お店 高橋の若どり
住所 群馬県利根郡みなかみ町下牧1016
営業時間 10:00~17:00(売り切れ次第終了)
定休日 月曜日 月曜が祝祭日の時は翌日