春はクレマチスが見頃!静岡県・富士山麓の『クレマチスの丘』でアートと食を満喫!
|駿東郡長泉町にある『クレマチスの丘』は、絵画や彫刻が鑑賞できる美術館や四季折々の花が咲く庭園、こだわりのグルメを堪能できるレストランがある複合文化施設です。
東京から新幹線で約1時間、JR東海道線「三島駅」北口から無料送迎バスが運行しており、日帰りでふらっと訪れることができるので、ゆったりとした休日を過ごしたい方に最適なスポットです。
今回は、アートや自然、グルメが満喫できる静岡のオススメスポット『クレマチスの丘』をご紹介します。
『クレマチスの丘』は、ベルナール・ビュフェ美術館を中心とした「ビュフェ・エリア」、庭園・美術館・レストラン・ショップが複合する「クレマチスガーデン・エリア」で大きく2つのエリアに分かれています。
まずは、クレマチスガーデン・エリアにあるチケットセンターで、チケットを購入しましょう。
・4月から6月まで一年で最も美しい時期を迎えるクレマチス
施設名の『クレマチスの丘』の由来は、ヴァンジ彫刻庭園美術館に併設されたクレマチスガーデンに植栽される250種類2000株ものクレマチスが咲き誇ることから名付けられたのだとか。
クレマチスは、4月に向かって桜が花ひらく頃、一年で最も美しい時期を迎えます。花付きともに充実する5、6月が特に見頃のシーズンですが、秋冬に咲く品種も多くあり開花時期も多様。季節の移り変わりとともに様々な表情を見せてくれます。
・見晴らしのよい庭園で鑑賞できるイタリアの具象彫刻家ジュリアーノ・ヴァンジの作品
そんなクレマチスガーデンでは、現代イタリアを代表する具象彫刻家ジュリアーノ・ヴァンジの作品を鑑賞できます。屋外に展示された作品は実際に触れることができ、見る角度によって違う表情が楽しめるので、肌で作品の素晴らしさを体感できます。
例えば、ジュリアーノ・ヴァンジの彫刻作品のひとつ「竹林の中の男」は、来館者が竹林の中を歩くことができます。この作品は、京都の嵐山にある「竹林の小径」でのヴァンジ自身の体験が基となって作られた作品です。
もうひとつ、一度見たら忘れられないインパクトのある「壁をよじ登る男」。必死で壁をよじ登っているようにも見え、壁の上から何かを発見したような表情にも見え、鑑賞する人によって様々な受け止め方ができるのも作品の面白さ。
・作品の配置や照明にもこだわった「ヴァンジ彫刻庭園美術館」の作品
庭園を抜けた先にあるのは、「ヴァンジ彫刻庭園美術館」の展示室。1960年代から最近までのヴァンジの彫刻を常設コレクションとして館内に展示しています。
「ヴァンジ彫刻庭園美術館」の作品は、ヴァンジ本人が実際に訪れ、作品の配置や照明にこだわって展示しています。
・「水を着る女」が佇む鏡池
「ヴァンジ彫刻庭園美術館」を出て再び庭園を散策していたら、鏡池がありました。池にはジュリアーノ・ヴァンジの彫刻作品「水を着る女」が佇んでいます。
この鏡池では、初夏から秋にかけて睡蓮の花が咲き誇ります。
・日本ではここだけ!ホワイトクレマチスが咲き誇る「ホワイトガーデン」
鏡池を後に、さらに庭園を奥に行くと「ホワイトガーデン」にたどり着きます。こちらは数々の白花のクレマチスを集めたガーデン。ホワイトクレマチスが主役のガーデンは日本ではここだけ。その清楚な雰囲気に思わずうっとりしてしまいます。
・地元静岡の食材をふんだんに使った料理が堪能できる「日本料理 テッセン」
ガーデン散策やアートを鑑賞後、「日本料理 テッセン」でランチを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ご紹介するのは、JR東海静岡デスティネーションキャンペーンの特別ランチ。こちらのランチは、「ヴァンジ彫刻庭園美術館」の入館に加え、ベルナール・ビュフェ美術館、井上文学館のいずれか1館にご入館できる特別なプランとして、2019年4月1日~6月30日まで提供予定です(要予約)
【一の升】ひじき入り玉子焼き、小芋煮、椎茸艶煮、海老芝煮、京芋昆布巻き、肉詰め蒟蒻、海壺(黒ばい貝)煮、真鱈西京焼き、カニ味噌豆腐、牛時雨煮
【二の升】南鮪赤身、真鯛
【三の升】天ぷら(えび・めごち・南瓜・丸十・青唐)
【四の升】国産牛ローストビーフ、ポテトフライ
【食事】筍ご飯、赤出汁、香の物三種(4月筍ご飯、5月豆ご飯を予定)
※仕入れ状況により、料理内容や素材の産地が一部変更となる場合があります。
▲海壺(黒ばい貝)煮
▲焼津の南鮪、駿河湾の真鯛
▲静岡牛のローストビーフ
【デザート】クリームあんみつ
和三盆で作ったこだわりのソフトクリームと、口の中でスッとなくなってしまうほどやわらかく繊細な手作り寒天。
『クレマチスの丘』に訪れれば、いつでも花と自然とアートに巡り合えます。そんな自然と緑あふれる『クレマチスの丘』で、休日を満喫してみてはいかがでしょうか。
Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア
施設 クレマチスの丘
住所 静岡県長泉町東野クレマチスの丘347-1
営業時間 10:00–18:00(最終入館は閉館の30分前まで)※季節によって異なる
定休日 水曜日(5月1日は開館)
施設のHP https://www.clematis-no-oka.co.jp/
クレマチスの丘 DC特別ランチと選べる美術館入館プラン
期間 2019年4月1日~6月30日
費用 大人5,800円、高・大学生5,400円、中学生以下4,600円(税込)
定員 1日5組まで(事前予約必要)
当日受付・集合場所 クレマチスの丘チケットセンター
静岡デスティネーションキャンペーン特設サイト http://hellonavi.jp/dc/index.html