【世界の街角】グランドバザールに続くイスタンブールの裏路地「ヌルオスマニエ通り」の魅力

トルコ最大の都市イスタンブール。

特に世界遺産にも登録されている旧市街の「イスタンブール歴史地区」は、連日多くの旅行者で賑わうイスタンブールの観光の目玉スポットが密集しているエリアです。

旧市街の主要な通りは、トラム1番線が通るディヴァン・ヨル(Divan Yolu)。

この道沿いには、中東最大級ともいわれる市場グランドバザールやイスタンブール最古のモニュメントとして知られるチェンベルリタシュ、ブルーモスクの愛称で親しまれるスルタンアフメット・ジャーミィやアヤソフィア博物館、もちろんお土産物屋やカフェ、レストラン、ホテルなどが並び、旧市街のメインロードとして日々活気に満ちています。

そんなディヴァン・ヨルから一本奥に入った、ヌルオスマニエ通り(Nuruosmaniye Caddesi)も、実は旅行中にぜひ歩いてみたい通りの一つ。

ヌルオスマニエ通りは、ディヴァン・ヨルほど混んでおらず、歩きやすくて快適です。

通りにはトルコ発のコーヒーショップであるカフヴェ・ドゥンヤス、カリボーコーヒーなどのカフェのほか、トルコスイーツのお店として有名なハック・ザーデ、スパイスやロクム、ローズオイルなどのトルコらしいお土産が揃うヌル・サイグ、そのほか両替所、薬局まであり、この通りだけでも十分満足な時間を過ごすことができるのです。

お土産探しやカフェでの休憩にも適したこの通りの一番の魅力は、ヌルオスマニエ・モスクを絶妙な角度から見ることができることです。

通りから見えるヌルオスマニエ・モスクは、イスタンブールにおけるオスマンバロック様式のモスクでは最高傑作ともいわれています。

そして、このモスクの方へ進んでいけば、グランドバザールの数ある門のうちのひとつ、ヌルオスマニエ門に一直線にたどり着くことができるのも、ヌルオスマニエ通りの魅力のひとつ。

旅行中は主要な通りばかり歩いてしまいがちですが、一本奥に入ってみるとまた新たな発見があるものです。

トルコ・イスタンブールで人込みを避けて、ゆっくりとした時間を過ごしたいときは、ヌルオスマニエ通りを歩いてみてはいかがでしょうか。

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名前 ヌルオスマニエ通り(Nuruosmaniye Caddesi)
住所 Nuruosmaniye Caddesi Fatih Istanbul Turkey