神戸元町でエスニック料理!「タン・カフェ」で本格的なベトナム料理を食べてみた

兵庫県の観光やビジネスの中心地といえば、神戸。特に南京町という地名で親しまれている中華街や、昔外国人が居住した跡地がのこっている旧居留地がある元町エリアは、神戸での観光や散策には欠かすことができないスポットのひとつです。

元町のグルメといえば、真っ先に中華街での食べ歩きを思い浮かべる方が多いかもしれません。しかしこのエリアにはまだまだ知られざる名店がたくさんあるのです。

今回は、ランチタイムにぜひ訪れたい、まるで海外にいるかような気分になれるエスニック料理のお店、「タン・カフェ」の元町店をご紹介しましょう。

「タン・カフェ」の魅力は、お店に入った瞬間からベトナムの雰囲気を存分に味わえることです。入り口の階段がまるでベトナムの街の一角のように装飾されていて、ここに立っているだけでも異国情緒を感じることができます。

壁に貼られたポスターも、どこかレトロな雰囲気を醸し出しています。天井から吊るされた色とりどりのランタンも、淡い緑の壁によく映えています。

こぢんまりとした店内の至る所にも、ベトナムを思わせるインテリアが飾ってあります。風情あるBGMと相まって、ここが神戸のど真ん中だということを忘れてしまうくらいです。

「タン・カフェ」のさらなる魅力は、そのお手頃感です。ランチのセットメニューは、なんとすべて1000円を切る安さ。定番のベトナム料理を盛り合わせたタン・カフェ定食や、細いビーフン麺の上に揚げ春巻きや野菜、ハーブを乗せた甘酸っぱいブン・チャー麺セット、日本人の口にも合う海鮮フォーセットも、すべて税込み1000円以下というから驚きです。

さらに、ランチのセットメニュー以外のパパイヤサラダや蒸し春巻き、牛肉の空心菜炒めといった単品も、ほとんど1000円以下で食べることができるのです。

美味しそうなメニューが多くて何を注文するか迷ってしまうほどの品揃えですが、その日によっておすすめメニューが変わるので店員さんに聞いてみるのもいいでしょう。

こちらは、ランチタイム限定の「人気の春巻き三種盛りセット」です。蒸し春巻き、生春巻き、揚げ春巻きとサラダ、さらに中サイズの鶏肉のフォーがついてくるセットです。

春巻きは三種類とも味が異なり、どれもボリューム満点です。エスニック料理ならではのパクチーやその他のスパイスがほどよく効いています。人参が入っている甘酸っぱいたれをかければ、また違った味を楽しむことができます。

鶏肉のフォーは、中サイズとは思えないくらいの大きさで、こちらも見た目以上に量があり食べ応えがあります。麺が隠れるくらいたくさんのパクチーがトッピングされており、エスニック料理好きにはたまりません。程よく染み出た鶏肉の出汁が体をポカポカ温めてくれます。どちらもボリューム満点なので、二品食べれば満腹になること間違いなし。お昼からがっつり食べたい、という男性のかたにもおすすめです。

神戸元町には、中華街の中華料理や神戸牛以外にも隠れた名店がたくさんあります。まるで海外にいるような気分を味わいながらエスニック料理に挑戦したいときは、ベトナム料理専門店タン・カフェで食べ応え抜群のセットメニューを注文してみてはいかがでしょうか。

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名前 タン・カフェ元町店
所在地 兵庫県神戸市中央区元町通2-7-4 莉昌ビル2階
電話 078-392-5538
定休日 毎週月曜日
営業時間 11~15時、17~21時