【日本居酒屋紀行】東京・清澄白河で味わう趣き深いコの字カウンター酒場とは? / 東京都江東区三好の「だるま」

どんな居酒屋にもそのお店に通う人々の思いが重なり、そしてそのたくさんの思いはそれぞれの居酒屋が醸しだす独特の雰囲気となっていく。それゆえ、日本各地に多く人々を虜にする居酒屋がキラ星のごとく数多存在しているのだ。

例えば、あの吉田類も絶賛する大衆酒場、東京・江東区南砂町の「山城屋酒場」に、新潟の郷土料理からラーメンや洋食まで味わえる新潟市・古町の老舗居酒屋「喜ぐち(きぐち)」北海道随一の日本酒の品揃えと美味しいツマミのお店札幌市北区「味百仙(あじひゃくせん)」、食い倒れの町大阪では、鴨の焼き鳥が味わえる「とり平」、そしてあの開高健も愛したクジラのおでんが楽しめるたこ梅、さらには名古屋にいったら絶対に行っておきたい居酒屋「歓酒亭 大安(かんしゅてい だいやす)」などなど、数え上げればキリがない。

そんな全国にある美味しい居酒屋の中から、今回は、清澄白河に佇む美味しい大衆酒場をご紹介したい。お店の名前は「だるま」だ。

・平成2年(1990年)創業の大衆酒場、それが「だるま」
こちらのお店は1990年(平成2年)に創業した大衆酒場。

1990年(平成2年)といえば、バブル経済崩壊で株が暴落となるが、イケイケ・ファッションが人気となり、まだまだバブル景気の余韻と熱気が残っている時代。

その時代から、こちらのお店は低価格で美味しい大衆酒場で多くの人々を魅了し続けているのだ。

・壁に貼られたレギュラーメニューとホワイトボードのデイリーメニュー
こちらのお店では壁一面に貼られたレギュラーメニューとホワイトボードに記載されているデイリーメニューの中から、好きなものをオーダーできる。

コの字カウンターから眺めるメニューは壮観であり、この風景を楽しめるだけでも、こちらのお店に来た甲斐がある、と思えるほどだ。

好みのドリンクをオーダーし、

美味しいおつまみをオーダーすれば、最高の「だるま」タイムをスタートすることができる。

孤独のグルメでも紹介された絶品メニューをオーダーしてもいいかもしれない。

他にも天ぷらや鍋なども、たっぷりと楽しめる、そして自宅のようにくつろげるのがこちらのお店の良いところだ。

もし清澄白河を訪れることがあるのであれば、こちらのお店の暖簾をくぐって、身も心も温まる美味しい大衆酒場を楽しんでみてはいかがだろうか?

きっとそこには、東京の下町だからこそ味わえる、温かい、ここにしかない空間があるに違いないのだ。

<お店の情報>
お店 だるま
住所 東京都江東区三好2-17-9
営業時間
月・火・木・金 16:00 から 23:00
土・日・祝日 15:00 から 23:00
定休日 水曜日、第1,3,5火曜日