クロアチア「伝統料理の推奨店」第1号!ザグレブの「スターリ・フィヤケル900」で郷土料理を堪能

旅の楽しみのひとつが、食。現地ならではのおいしい郷土料に舌鼓を打つ瞬間は、旅の醍醐味ですよね。

今回ご紹介するのは、アドリア海沿岸の美しい街並みで人気上昇中のクロアチア。首都のザグレブは、クロアチア各都市への玄関口として多くの旅行者でにぎわっています。

ザグレブで、ザグレブとその周辺地域の郷土料理を楽しめるお店といえば、「スターリ・フィヤケル900(Stari Fijaker 900)」。

2010年にクロアチア政府観光局から「伝統料理の推奨店」の第1号に認定されたという栄誉あるレストランで、本物のクロアチアの郷土料理が味わえるお店なのです。

ザグレブの心臓部、イェラチッチ総督広場や旧市街からもほど近く、観光の合間に立ち寄りやすい便利な立地ながら、メイン通りは少し外れているため、静かな環境で落ち着いて食事が楽しめます。

店内は郷土色あふれる伝統的な内装。きちんとした食事がとれるレストランでありながら、木のぬくもりが感じられるインテリアからは、ほっとするような素朴さが感じられます。

テーブルクロスは、ザグレブのシンボルともいえるハート柄。ザグレブらしさ満点の演出が旅情を盛り上げてくれます。

メニューには、カツレツやシチューといったクロアチア料理の定番がずらり。特に肉料理が充実していますが、魚料理や野菜料理もあります。

席に着いたら最初に飲み物を注文します。日本ではあまり知られていませんが、クロアチアはワイン・ビール大国。レストランでもミネラルウォーターと大差ない価格でワインやビールをいただくことができるので、ぜひどちらかを試してみてください。

スタッフおすすめの白ワインはすっきりとした口当たりで、辛味と甘みのバランスが絶妙。これを飲めばクロアチアワインの魅力に開眼してしまうかもしれませんよ。

続いては、前菜にじゃがいものスープ・ザゴリエ風を。じゃがいもやマッシュルームがたっぷり入っていて、まさに「食べるスープ」。

トマト味がべースですが、ちょっぴりスパイシーなパプリカが、まろやかなスープを引き締めています。日本ではなかなか出会えない種類のおいしさに、すっかりハマってしまいそう。

メインには、ピーマンの肉詰めをいただきました。

トマトソースでとろけるほどに柔らかく煮込まれたピーマンの中には、ひき肉がぎっしり。付け合わせにはマッシュポテトが添えられています。

驚いたのは、ひき肉の中にお米が混ざっていること。よく見ないと気付かないほどですが、固めのパラパラしたお米が食感のアクセントになっています。米を主食にする日本人にとっては、こうしたお米の使い方は新鮮に感じられますね。

大ぶりのピーマンに具材がぎゅっと詰まったボリュームたっぷりの料理ですが、油っこくなく、あっさりとした上品な味わいは、予想を超えるおいしさです。

クロアチアの本格郷土料理が楽しめる「スターリ・フィヤケル900(Stari Fijaker 900)」。おいしい料理と、フレンドリーなスタッフの接客で、身体も心もきっと大満足のはずです。

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お店 スターリ・フィヤケル900(Stari Fijaker 900)
住所 Mesnička 6, 1000 Zagreb
電話 +385 1 48 33 829
営業時間 月~土 11:00~23:00、日 11:00~22:00(祝日定休)
公式HP http://www.starifijaker.hr/index.html