【日本麺紀行】情熱とこだわりが詰め込まれた一杯 / 進化し続けるラーメン店・東京池袋の「篠はら」


日本人が大好きなグルメ、ラーメン。

もはや日本の国民食と言っても過言ではないほど、ラーメンは日本中で愛されており、その店舗数は全国で35000軒、年間消費量3.8億杯、市場規模は5500億円にまで及ぶと言われています。

外国人観光客の間でも日本のラーメンは評価が高く、ホットペッパーが外国人観光客向けに行った「一番美味しかった日本のグルメは?」というアンケートでも、寿司やとんかつなどを抑え、ラーメンが堂々の1位に選ばれたそうです。

世界も認めるラーメン大国の日本では、ラーメン店の競争も非常に激しく、特にラーメン激戦区と言われる地域では、日々熾烈な争いが行われています。

今回は、日本有数のラーメン激戦区である池袋において、オープン前から注目を浴び、オープン後も大好評を博しているラーメン店「篠はら」を紹介します。

・有名店より独立
2015年10月のオープンより話題を集めるラーメン店「篠はら」。それもそのはず、こちらのお店は東十条の有名店「麺処ほん田」で修行した方がはじめたお店。「篠はら」のオーナーである篠原啓介氏は、東十条の人気店「麺処ほん田」の本田裕樹氏のもとで4年間修行を積み、1番弟子として認められた実力の持ち主。その篠原氏の初出店のお店ということで、ラーメン好きの間ではオープン前から期待を集め、オープン後も「麺処ほん田」のDNAを受け継いだ完成度の高いラーメンが評判を呼び、実力を兼ね備えた人気店となっています。

・何度も通いたくなるラーメン店
新規店にも関わらず、根強いファンも多い「篠はら」。その魅力は、常に挑戦を続ける姿勢にあります。「篠はら」では、オーナー自らが日々試行錯誤を繰り返しており、毎週のように新たな期間限定ラーメンを試作販売しています。そのため、いつ訪れても新たな味わいを楽しむことができ、何度通っても楽しいラーメン店となっています。また、定番のメニューも決して現状で満足せず、絶えず改良を重ね続けているため、その味わいは常に磨かれているそうです。挑戦をやめない「篠はら」は、何度でも通いたくなるラーメン店と言えるでしょう。期間限定メニューについては、お店のブログに常時紹介されているので、事前にチェックしてからの来店をオススメします。

・情熱とこだわりがつまった一杯
「篠はら」のラーメンに対する情熱は計り知れなく、どんぶりの中の一つ一つにこだわりが詰め込まれています。スープは調味料を使わずに、鶏、豚、牛、貝、鯛、野菜、果物、昆布、煮干しなどの10種以上にも及ぶ素材から旨味を抽出した無化調スープで、味の奥が深くかつ複雑な味わいが特徴。それに合わせるタレは、創業元禄元年(1688年)の「柴沼醤油」の生しょうゆなど厳選した数種類の醤油をブレンドしたもので、スープの味わいにさらなるコクを加えてくれます。麺は特注品の中細平打ち麺で、上品に仕上がったスープとしっかり絡み、最高の麺とスープの組み合わせへと昇華します。ラーメンに彩りを加えるチャーシューにもこだわりは詰まっています。高級ブランド豚「秀麗豚」を低温調理でじっくりと仕上げたチャーシューは2種類あり、桜色に染まった肩ロースチャーシューはローストビーフのような肉々しい味わいで、表面を少し炙った豚バラチャーシューはジューシーで脂の甘みを感じる逸品です。柚子七味をかけて食べるのもオススメというので試してみると、多種多様な旨味が溶け込んだスープに柚子のフレッシュな香りが加わります。より爽やかな味わいに様変わりするため、終盤に味の変化を楽しみたい時にオススメです。

より美味しい一杯を求め、常に挑戦を続ける「篠はら」。

その上品かつ洗練された味わいの裏には、計り知れない情熱とこだわりが溢れています。

池袋を訪れた際は、ぜひ「篠はら」のラーメンを味わってみてください。進化し続けるラーメンは、何度訪れても新たな喜びをあなたに届けてくれるはずです。

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お店   篠はら
住所   東京都豊島区池袋3-1-4
営業時間 11:30~14:30、18:00~21:00
定休日  水曜日
お店のHP http://ameblo.jp/hnd-dreams/theme-10092891559.html

















この記事のお店・スポットの情報

お店・スポット名 : 篠はら

住所 : 東京都豊島区池袋3-1-4