【世界の居酒屋】リヨンの「入りにくい居酒屋」に行ってみた / 日本の下町の居酒屋のような体験ができるゾ!
|地理的に、ボージョレ、ローヌ、ブルゴーニュのワインそしてブレスの鶏肉、さらにはシャロレー牛といった食材の産地に恵まれている事から、多くの食通達を魅了する料理を世の中に提供してきました。
そんなリヨンの食を支えてきた「メール・リヨネーズ(リヨンの母)」がオーナーシェフを努める、「世界は入りにくい居酒屋」でも紹介されたお店をご存知でしょうか?
今回は古き良きリヨンのブション「レ・ブション・デ・ミュリエル(Le Buchon De Muriel)」をご紹介します。
こちらのお店、まさに「メール・リヨネーズ」のミュリエルさんがオーナーシェフを勤めるお店。
お話をすると気さくにNHKの撮影秘話や日本人観光客のことを話してくれます。
また、厨房の中まで入れて、料理の作り方も教えてくれるほど。
いわゆる「定食」をオーダーしてみると、さすが「メール・リヨネーズ」の料理、ボリューム満点のガッツリメニューが出てきました。
この日は、バターと卵たっぷりの特製キッシュと金曜日限定のメニュー「カエルのバターソテー」。
さらに巨大なチョコレートたっぷりのガトーショコラがついてきますので、お腹はパンパンになるほどのメニューです。
カエル、と聞くとちょっと驚いてしまいますが、実際に味わってみると、身はプリプリとしており、カエルという先入観を捨て去ってしまえば、美味しい食感を楽しめます。
また焦がしバターとハーブの味わいがとてもマッチしていて、金曜日になるとリヨンの人々がこの味を求めて、このお店に集う、というのはよく意味がわかります。
もちろん、リヨンが誇る中央市場、ポールボキューズ市場でもカエルはしっかりと販売されていました。
こちらのミュリエルさんのお店、仕入れのほとんどをポールボキューズ市場で行っているそうなので、素材は新鮮かつ良質なもので作られています。
もしリヨンを訪れるのであれば、一見は入りにくいと思ってしまうお店でも、足を運んでみてはいかがでしょうか?
そこにはきっと、日本で言う下町風情を感じられる場所があるに違いありません。
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店名 レ・ブション・デ・ミュリエル(Café des Artisans, Le Buchon De Muriel)
住所 116 rue du Dauphiné 69003 Lyon France
お店のfacebook https://www.facebook.com/caf%C3%A9-des-artisans-le-bouchon-de-muriel-109001789129788/