クアラルンプールで優雅に中東料理を楽しむならここ!「ミュージアム・レストラン」

多民族国家だけあって、さまざまな国や地域のグルメが気軽に楽しめるのが魅力のマレーシア。

せっかくマレーシアを訪れるなら、日本では味わう機会の少ない料理にもトライしてみましょう。

首都クアラルンプールで、ゆったりと食事をしたいときにおすすめのレストランが、「マレーシア・イスラム美術館」内にある「ミュージアム・レストラン」。

ランプやカリグラフィーなど、アラビックな装飾を取り入れつつ、白を基調とした現代的なセンスが光る店内は、洗練された居心地の良い空間です。

とりわけ、中庭に面した席は開放感満点で居心地抜群。

イスラム美術館内というロケーションにふさわしく、エジプト、パレスチナ、ヨルダン、シリア、レバノン、トルコといった中東諸国を代表する料理を提供しています。

特におすすめなのが12時から3時までのランチコース。前菜、スープ、メイン、デザートで51.45リンギット(別途サービス料10パーセント)です。マレーシアとしてはかなり高級の部類に入るお値段ですが、それだけの価値はあります。

メインディッシュは選んだ一皿が運ばれてきますが、前菜とスープ、デザートはビュッフェ台から自由に取るシステムになっています。

特に、新鮮な野菜や豆類をたっぷりと使ったおよそ10種類もの前菜は感動的。マレーシアでは麺や米、肉類を食べる機会は多いものの、たっぷりの野菜を摂る機会は案外少ないので、なおさらありがたく感じられます。

一つひとつ丁寧に作られた彩豊かな前菜は、体が喜ぶフレッシュな美味しさです。優しい味、スパイスをきかせた味など、バラエティ豊かな味わいを楽しめるように考えて作られているのはさすが。

本日のスープはかぼちゃスープ。日本で飲まれるかぼちゃスープとは一味違うとろみの少ないスープで、滋味あふれる味です。

メインディッシュは、チキン、ビーフ、ラム、魚、ベジタリアンメニューから好きな一皿を選べるようになっています。

こちらはベジタリアンメニューの「Mousaga Jabnah」。焼きナスにトマトソースとチーズをかけた料理に、サラダとライスが添えられています。出来立てのあつあつをシェフが運んできてくれました。

日本人にはあまり馴染みのない種類のライスですが、意外にもクセがなく優しい味わい。しっかりした味付けのトマトソースとの相性が抜群です。ベジタリアンメニューとはいえ、チーズがたっぷり入っているので、思いのほかボリューム満点です。

デザートは、スイカに、カスタードプリンとミルクプリン。こちらも好きなだけ食べることができるので、甘い物好きな方にはたまりませんね。

洗練された美しい空間で美味しい中東料理を味わうひとときは、きっと特別な時間として記憶に残るはずです。

なお、月曜日は美術館は開館していますが、レストランは閉まっているのでご注意。

レストランのみの利用なら美術館の入場料は不要ですが、美術館自体も非常に見ごたえがある素晴らしい内容なので、美術館もぜひあわせて楽しんではいかがでしょうか。

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名前 「ミュージアム・レストラン(Museum Restaurant)」
住所 Jalan Lembah Perdana, Perdana Botanical Gardens, 50480, Kuala Lumpur(マレーシア・イスラム美術館内)
営業時間 10:00~17:00(月曜休業)
公式サイト http://www.iamm.org.my/facilities/museum-restaurant/