こんな可愛い部屋は見たことない! チェコ・ブルノの高級ホテル「ホテルロイヤルリック(Hotel Royal Ricc)」
チェコ第2の都市、ブルノ(Brno)。
南モラビア地方の玄関口と言われるこの都市は、ユネスコの文化遺産に指定されているトゥーゲントハット邸や、ゴシック様式の聖ペテロパウロ大聖堂があることでも知られています。
今回はそんなブルノにある四つ星ホテル、ホテルロイヤルリック(Hotel Royal Ricc)を紹介します。
(※Hotel Royal Riccを日本語で「リック」と書いているサイトと「リッツ」と書いてあるサイトが混在していますが、ここでは「リック」と表記。)
ホテルロイヤルリックはブルノの中心地にあり、有名な青果市場(青空市場)までは歩いてすぐ、ショップ、カフェ、レストラン、スーパーの入ったモールも徒歩圏内にある便利な立地です。
1596年に建てられたというバロック建築のホテルロイヤルリックは、内装もクラシックでいかにも伝統的なヨーロッパのホテルらしい雰囲気。
フロントデスクのあるホテル1階ロビーには、ソファやテーブルが置かれているので、待ち合わせにも便利です。暖炉もあったので、冬場には日が灯されるのでしょう。
ホテルにチェックインすると部屋の鍵をもらいまが、この鍵には非常に重い、球体の飾りのようなものがついていました。
最初は鈴かと思ったのですが、中は空洞でなく、金属のかたまりなので、ずっしりとしています。
後から分かったのですが、これはブルノの近くのミクロフという町にある「聖なる丘の上の教会」の屋根の上についている飾りを模したもののようでした。
ともあれ、この鍵は重いので、チェックイン後おでかけの際にはフロントに預けていくことをおすすめします。
ホテルロイヤルリックには「スタンダード」「デラックス」「スイート」「ロイヤルスイート」の4つのカテゴリがあり、今回筆者が泊まったのはスタンダードのお部屋。
ドアを開けて部屋に入った瞬間、「今まで泊まったホテルでこんな可愛い部屋は見たことない!」と驚きました。
部屋全体がヨーロピアンクラシックで、女性好みのデコラティブな可愛らしさ。
なお、この部屋はグリーンで統一されていましたが、部屋ごとにテーマカラーが異なるようです。(青、赤など)
ベッドは、部屋によってキングサイズベッド1台またはツインベッド2台が置かれています。
窓にはたっぷりひだのあるカーテンが掛けられていて、優雅な気分。
窓も飾り窓になっていて可愛らしいです。
壁際にはアンティークな雰囲気のライティングデスクと布張りの椅子。
部屋の天井にはエアコンも取り付けられていましたが、冬場に使うのであろうガス式のヒーターもありました。
コーナーのTVボードの上にはエスプレッソマシンと専用ポッド。(有料)
テレビボードの下の扉を開けると、冷蔵庫(ミニバー)があります。(有料)
セーフティボックスも設置されていました。(番号を入力するタイプではなく、鍵を使うタイプ。)
ベッドサイドには大小のスタンドライト、丸テーブル、椅子が置かれていました。
小さいスタンドライトは夜ベッドで本を読むときに便利。スタンドライトのコンセントを抜けば、スマートフォンの充電のための電源も枕元で確保できます。
窓側から部屋の入り口ドアを見たところ。(※右上にエアコンあり)
ホテルロイヤルリックの部屋で特に目を引くのは、その天井です。
一枚一枚異なる絵が豪華な額に入れられて飾られています。こんな手の込んだ天井、ホテルの客室で見たことがありません。
これらの絵は部屋ごとにテイストが異なるようで、今回同行した人の部屋を見せてもらったところ、その部屋の天井には鎧を着た兵士など勇ましい雰囲気の絵がたくさん飾られていました。
そうそう、ホテルロイヤルリックの部屋は、フローリングでも絨毯でもなく、レンガが使われています。(※ベッド下のみ絨毯が敷かれています。)
部屋によって、スリッパが用意されている場合とされていない場合があるようでしたが、筆者の部屋にはなかったので、室内では持参したサンダルを履いて過ごしました。
クローゼット。バスローブやパジャマの用意はないので持参しましょう。
バスルームは、居室とは対照的に白ですっきりまとめられていました。
ヨーロッパのホテルには珍しく、バスタブ付き。アクリルパネルで仕切るタイプです。
バスタブの長さもけっこうあるので、足を伸ばしてお湯に浸かることが可能。
アメニティも置かれています。コンディショナーはないので、必要な方は持参しましょう。
洗面台にはバニティセット、コットン、綿棒、ソーイングキットが置かれ、横の壁にはドライヤーが設置されていました。歯ブラシはありません。
ホテルロイヤルリックの廊下の窓にはステンドグラスが使われています。
ステンドグラスは、聖人などのモチーフが多い印象です。
こちらのレストランでは、朝7時から10時の間、ブッフェ式の朝食をいただけます。
ここも壁に天使の人形が飾られていて、とっても可愛い雰囲気。
各種パンやデニッシュ、クレープ、卵料理、ハム、ソーセージ、チーズ、生野菜、果物などバラエティ豊かなブッフェ。
特に可愛かったのがこちらの瓶入りのヨーグルト。プレーンなものと、ストロベリーソースのようなものが入ったものの2種類がありました。
最初はストロベリージャムかと思ったのですが、ジャムのように甘くはなく、ストロベリーピュレのようなもので、さっぱり美味しくいただけます。
お部屋も朝食も可愛くて、特に女性におすすめのホテルロイヤルリック。観光にも便利な立地なので、ブルノに旅行する際には、宿泊ホテルの候補に加えてみてはいかがでしょうか。
Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア
名称 Hotel Royal Ricc
所在地 STAROBRNĚNSKÁ 10 602 00 BRNO – STŘED, Czech Republic
電話 +420 736 487 948
チェックイン 14:00~
チェックアウト ~11:00
公式サイト http://www.royalricc.cz/en
提供 チェコ政府観光局
(*当記事はチェコ政府観光局主催のプレスツアーに参加し執筆しています。)