イタリアの花の都・フィレンツェの絶景スポット「ジョットの鐘楼」へ登って見よう!

「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」は「花のマリア教会」を意味するフィレンツェの象徴的存在。

カラフルな大理石で彩られた大聖堂は地上から見てもあまりのスケールに圧倒されますが、展望台から眺める姿も素晴らしいものです。

それでは、フィレンツェの絶景とドゥオーモが美しく見えるスポット「ジョットの鐘楼」に登ってみましょう!

サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂は、ドゥオーモ(大聖堂)、ジョットの鐘楼、サン・ジョヴァンニ洗礼堂の3つの建物から構成されています。
ドゥオーモのオレンジ屋根のクーポラは内径が43メートルにもなり、建築上の奇跡とも表現される建物。複雑な構造をしており、当時の技術の高さを知ることができます。
13世紀に建築が始まったドゥオーモはフィレンツェを象徴する美しい建物で、壁にはピンク、白、緑の大理石を使用し、正面のファザードには彫刻や細やかな装飾が施されています。

フィレンツェ歴史地区には同じ色使いの大理石の教会が多くあり、この街を華やかに彩っているのです。
八角形のサン・ジョヴァンニ洗礼堂は11世紀頃に作られたロマネスク様式の建物。

内部は天井に黄金のモザイクが施されており、比較的小さな建物ですがとても神秘的な空間が広がっています。ドゥオーモの隣に立つ同じくカラフルな大理石の塔は「ジョットの鐘楼」です。鐘楼(しょうろう)とはいわゆる鐘を突く塔のこと。

クーポラの頂上へ登る事もできますが、フィレンツェの象徴であるドゥオーモと街の風景を写真に収めることができるスポットであるジョットの鐘楼が特におすすめです。
美しい景色を眺めるまでには、ちょっとした苦労が待ち構えています。ジョットの鐘楼にはエレベーターが無く、463段の階段を徒歩で登って行きます。

大人一人がやっと通れるほどの細い通路を、展望台から降りてくる人とすれ違いながら、85メートルにもなる塔の上へと向かいます。
ジョットの鐘楼の展望スペースからはフィレンツェの絶景を360度眺めることができます。目の前に見えるクーポラは圧倒的な迫力で、クーポラに登っている観光客と比べるといかに大きいのかよく分かるので注目してみてください。地上からは見えないような場所にも細やかな装飾があり、ルネッサンス文化が花開いたフィレンツェは街自体が芸術のように美しいものです。

街のすぐ向こうには緑豊かなトスカーナの風景が広がっています。

ジョットの鐘楼に登ってみるとフィレンツェの街がよくわかるので、旅の始めに訪れて見るのはいかがでしょうか?

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名前 ジョットの鐘楼(Campanile di Giotto)
住所 Piazza Duomo, 50122 Firenze FI, Italy
アクセス サンタマリアノヴェッラ駅から徒歩10分
公式サイト https://www.museumflorence.com/
料金 ドゥオモ共通パス15ユーロ(48時間有効)