ベトナム・ダラットに行ったら泊まりたい「ル・マカロン・ブティックホテル」

ダラットはベトナム中南部にある標高1,500mの高原都市です。フランス植民地時代の建築物が残る街並みや自然豊かな景観が魅力で、「花の街」として知られています。年間を通して平気気温が18℃~23℃と比較的涼しく、避暑地として観光客に人気です。

見どころは、街の中心にあるスアンフーン湖やフラワーガーデン、ベトナムで一番美しい駅といわれるダラット駅、ダラット市場とナイトマーケットなど。日本からダラット・リエンクオン空港への直行便は運航してしていないので、ハノイかホーチミンを経由するのが一般的です。

ダラット市内中心部にある「Le Macaron Boutique Hotel(ル・マカロン・ブティックホテル)」は、フレンチとアジアンが融合したような可愛らしい雰囲気のホテルです。小さなホテルなので、グループ旅行には適しませんが、女性の一人旅やカップルでの宿泊に向いています。

アートギャラリーにインスパイアされたデザインのホテルロビーには、よい香りのする生花や多様なアートワークが展示され、フランスらしい雰囲気を作り出しています。

並べられている陶器や雑貨もセンスが良く、おしゃれです。

客室は「デラックス・バスタブ・ルーム」と「デラックス・ソファ・リーディングルーム」の2種類(全6室)で、どちらも定員は1~2名。上写真はデラックス・バスタブ・ルームです。

お部屋はベトナム人アーティストSi Nai Truongのアートワークで飾られています。通りを見渡せるバルコニーがあり、日中は窓から明るい光が差し込んでいました。

キャビネットの上には電気ケトルとカップが置かれ、無料サービスのお水、コーヒー(ココナッツカプチーノ)、紅茶なども用意されています。

ベットは35cmのマットレスにプレミアムコットンサテンの寝具がかけられており、枕とクッションもたっぷりあって、快適な寝心地です。

バスタブには良い香りのバスソルトが置かれており、洗面所(洗面台・トイレ・シャワーブース)も別にあるので、快適な滞在が叶います。

さらに、ホテルスタッフのホスピタリティが素晴らしく、近くのおいしいご飯屋さんやダラットの見どころなどを丁寧に教えてくれました。「豪華な高級ホテルでなくていいから、ベトナムらしさも感じられるおしゃれなホテルに泊まりたい」という人には、とてもおすすめのホテルです。

ホアビンエリアから250m、ダラット市場から400mと、ダラットの中心部に位置しており、気軽に街歩きを楽しめます。

ホテルで食事の提供は行っていませんが、近隣にフォー・ボー(牛肉のフォー)やバインミーなどを食べられるローカルな食堂や、カフェ、レストランも多く、食べるところには困りません。

朝食には、ダラット名物「バインカン(Bánh Căn)」をぜひ食べてみてください。米粉の生地をウズラの卵・ひき肉・エビなどの具材と一緒に専用の型で蒸し焼きにしたものを、甘酸っぱいスープにつけていただきます。ホテルの周りにはバインカンを食べられる食堂がたくさんありました。

ハノイやホーチミンといった大都市よりも静かで、景観が美しく、ゆったりと過ごせるダラット。ベトナムリピーターの方も、都市部とは異なるベトナムの表情を見に、ダラットを訪れてみてはいかがでしょうか。

名称:Le Macaron Boutique Hotel(Center)
所在地:52 TRUONG CONG DINH DA LAT Lam Dong VN 66110
公式サイト:https://lemacaronhotel.com/

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