【ギリシャ旅】数千年の歴史を越える散歩、アテネ

芸術、学問、哲学の中心、アテネ。

古代ギリシャの哲学者プラトンやアリストテレスを中心とし、政治や文化における深遠な思想の発信地となり、ヨーロッパだけでなく人類全体に影響を与えた世界で最も古い都市のひとつである。

古代ギリシャの文化的遺産は、思想の詰まった書物のみならず、数多くの古代遺跡としても現代に形を伝えている。

アクロポリス、ダフニ修道院など、名前を知らなくても一度は見たことがあるはずの世界遺産は、建築思想・デザイン的完璧さからもいまだ人々を驚かせ続ける。

どこを歩けど遺跡だらけ、今にも古代の人々の息づかいが聞こえてきそうで、過去とは決して切り離すことの出来ない歴史の一部にあなた自身がいることを実感するだろう。

第1回目、第28回目の近代オリンピックの開催地ともなったアテネは、サッカー、バスケット、ウォーターポロなど数多くのスポーツが盛んだ。

古代ギリシャ時代から教育の重要性を人類に対して説いてきたこの地には、アテネ大学に代表される名高い教育機関や研究所が置かれる。

舞台芸術においても名高く、今でも使われる野外劇の会場は、ノスタルジックな心地を演出してくれる。

アテネの地下鉄アッティカメトロや、都市圏全域を走る交通バスも運行されていて、古代のみにこだわらない精神の柔軟性というものも感じ取ることが出来るだろう。

古代と現代が一体化し、守りつつ進化するギリシャ最大の都市アテネ。

ぜひ、あなた自身の足で歩いてみて欲しい。

古代と現代、数千年の歴史を行き来する散歩に、心地よい酔いを覚えるはずだ。

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