フランス領時代の面影の残るホーチミンの街歩き

ベトナムは東南アジアの大国ですが、かつて19世紀末より半世紀以上にわたってフランスの植民地だったことから、未だに都市部にはフランス領時代の面影を残す街並みが残っているところがあります。

ベトナム最大の都市、ホーチミン市の中心部にも、美しいコロニアル調の建築物が残っています。

街のランドマークとなっているノートルダム大聖堂もその一つ。

19世紀末に建てられたこの聖堂は、わざわざフランスから全ての建材を持ち込んで建てられたというこだわりよう。

まるでヨーロッパにいるような錯覚を覚えてしまいそうです。

その隣には、こちらも観光スポットとして有名な、ホーチミン市の中央郵便局。

パリのオルセー美術館がモデルという美しいゴシック調の建物です。

中にはいると中央には、ベトナム初代国家主席・ホーチミンの肖像が出迎えます。

床は美しいタイル張り。またレトロな電話ボックスも残っています。


郵便局ということもあり、切手やポストカードも販売されています。切手セットはなかなかレトロで可愛いデザイン。

旅の思い出をしたためて、ここからポストカードを送る観光客も多いようです。

また、他にも、ホーチミン市内にはフランス植民地時代に作られたコロニアル調のホテルも何件かあり、レトロな建物に泊まって楽しむのも良いかもしれません。

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