ガルーダ航空羽田~ジャカルタ線開設が正式決定

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ガルーダインドネシア航空(GA=GIA、ジャカルタ)は6月15日から、東京羽田~ジャカルタ(スカルノハッタ)線に就航すると正式に発表しました。昨年12月のスカイチーム加盟日決定と同時に行われたANA(NH、東京都港区)との包括提携発表の席で表明していたもので、ANAの羽田発昼間便と合わせ、1日2便の運航となります。

《ジャカルタ発6月15日、羽田発6月16日から有効》
GA875 HND1145~CGK1745 DAILY
GA874 CGK2320~HND0850+1 DAILY
※機材はエアバス333 エクゼクティブクラス36席、エコノミークラス215席

ANAは、昨年11月に決定した羽田空港の国際線昼間枠拡大で、インドネシアへの1日1便の枠を獲得しました(前記事「アライアンスの論理がうごめく羽田国際線発着枠」参照)。

インドネシア側も1日1便の枠をどの会社が使うか注目されていましたが、ガルーダは既に羽田~デンパサール(グラライ)線を2012年から運航しており経験は豊富。調整は事実上付いていたと言えます。

しかし、ANAは既に加盟から15年の実績があるスターアライアンスの中でも比較的古参と言える会社。一方、ガルーダはスカイチームメンバーズにこれからなる会社です(前記事「ガルーダ航空のスカイチーム加盟が確定」参照)。2つのアライアンスの壁を超えた提携は、スターアライアンス内の根回しを周到に行った上でのものでした。

ANAとガルーダは、羽田・成田発着のジャカルタ線を相互にコードシェアで販売。既存の羽田~デンパサール線もコードシェアし、成田発着で自社便を運航する日本航空(JL)に対抗する計画です。

追記: 昼間時間帯ではほぼ同じ時間に両社1便ずつの計2便飛ぶことになってしまい非効率との判断、また日本発夜行のジャカルタ行きが存在しないという理由から、当初の発表を取り消し、ジャカルタ行きは深夜、デンパサール行きを昼間に変更することになりました。

GA875 HND0030~CGK0600 DAILY
GA874 CGK1305~HND2235 DAILY
GA887 HND1145~DPS1755 DAILY
GA886 DPS0025~HND0850 DAILY

Post&Photo: Traveler’s Supportasia