名古屋屈指のうなぎの名店「うな富士」のうなぎ丼は炭火の地焼きでパリッふわっ

炭焼 うな富士は、平成7年(1995年)創業の愛知県名古屋市屈指のうなぎの名店です。創業100年を超える老舗うなぎ屋が多い愛知県にあって、わずか25年でミシュラン掲載、食べログ百名店にも選出されるなど、高い評価を得ています。

名古屋の中心地からは少し離れ、交通の便が良いとは言えない立地ながら、行列が絶えないほどの人気ぶり。2020年9月には2店舗目を東京に初出店し、話題となりました。

名古屋でうなぎと言えばひつまぶしが有名で、もちろんうな富士でもいただくことができますが、パリパリとした炭焼きうなぎの香ばしさを楽しみたければ、うなぎ丼がおすすめです。

肝入りうなぎ丼や肝入りひつまぶしなどの名物料理もありますが、今回はベーシックなうなぎ丼を注文しました。丼のふたを開ける前から良い匂いが漂ってきます。

うな富士の焼きの最大の特徴は、蒸さずに炭で焼く「地焼き」であること、そして、強火の遠火で皮はカリッ、身はふわっと仕上げていることです。

使用しているうなぎはは、身が厚く脂乗りの良い希少な青うなぎ。1000度を超える超高温の地焼きにより旨みや脂肪分を一気に閉じ込め、青うなぎ本来の味を最大限引き出しているとのこと。

肉厚で一切れが大きく、かじりつくと表面のパリッとした食感のすぐあとに、ふわっとした柔らかさ、じゅわっとした脂が広がります。

超高温の地焼きだからこそ、これだけ旨みや脂肪分を閉じ込められるのでしょう。

うなぎのタレは、創業者の水野氏がサラリーマン時代に全国のうなぎ店を食べ歩き、店で分けてもらったタレの糖度と塩分濃度を分析し、名古屋で好まれる味を完成させたものだといいます。創業以来、継ぎ足してきた門外不出のタレです。

食べ進めていくと、ご飯の間にうなぎが入っているのも嬉しいサプライズ。タレのしみた少し硬めのご飯もおいしく、箸を動かす手が止まりません。味もボリュームも大満足のうなぎ丼でした。

人気店ゆえに行列ができることも多く、店員さんの話では土日祝ともなれば1時間待ちもあるそうですが、並んででも食べる価値のある絶品のうなぎ丼、ぜひ一度味わってみてください。

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店名 炭焼 うな富士
住所 愛知県名古屋市昭和区白金1-1-4 プレザント白金1F
アクセス 地下鉄鶴舞線「鶴舞駅」より徒歩8分
駐車場 あり(21台駐車可/無料)
公式サイト https://unagi-unafuji.com/
営業時間
ランチ 11:00~14:00(L.O. 14:00)
ディナー 17:00~21:00(L.O. 20:00) 

お店の前には駐車場がありませんが、100メートル手前のガソリンスタンド横に21台分の駐車場があります(駐車場無料)。