一度は宿泊したいトルコ・イスタンブールの五つ星ホテル「レガシー・オットマン・ホテル」

イスタンブールはローマ、ビザンツ、オスマン帝国の帝都として栄華を極めた、長く深い歴史を持つトルコ最大の都市です。

イスタンブールにはその歴史を感じることができる名所が密集しており、毎日多くの旅行者で賑わっています。世界各国の様々な旅行者の需要を満たすべく、イスタンブールには多種多様な宿泊施設があります。ブティック・ホテルやアパートメント・ホテル、何人かで同部屋に宿泊し、シャワーやトイレも共有のホステルなど、同じ街を観光しても、宿泊する場所によって旅の印象はかなり違ったものになります。

イスタンブールで上質なステイを楽しみながら、観光スポットや空港へのアクセスも考慮に入れたいなら、旧市街にあるレガシー・オットマン・ホテル(Legacy Ottoman Hotel)がおすすめです。

多くの外資系のホテルは新市街のど真ん中にあり、観光に出向くには、イスタンブール初心者にとっては交通の便がいまいちですが、レガシー・オットマン・ホテルは、旧市街のシルケジにあります。シルケジは、旧市街の交通の要所であるエミノニュのすぐとなりに位置し、トラムのシルケジ駅からホテルまでは徒歩5分ほど、ヨーロッパ大陸とアジア大陸を結ぶマルマライ線のシルケジ駅からホテルまでは徒歩10分ほどで、交通の便に困ることはまずありません。

イスタンブールの観光の中心地である旧市街のスルタンアフメットまで、歩いても15分ほど、シルケジ駅からトラムを利用すればたったの2駅でアクセスすることができ、気軽に観光を楽しむことができる立地も好ポイントです。

空港へのアクセスは、もちろんタクシーをホテルに呼ぶこともできますが、市内と空港を結ぶバス(Havaist)の停留所も近く、徒歩もしくはトラムでアクセスすることができます。

レガシー・オットマン・ホテルの魅力は、交通の便だけではありません。外観を見るだけでも、その美しい建築にうっとりとさせられます。ホテルの建物自体は1911年に商業ビルとして利用されていたという古い歴史を持ちます。第二次世界大戦中には、連合国フランスの兵舎としても利用されていたというから驚きです。

ドアから一歩中に踏み入れると、旧市街の外の喧騒が嘘かのような厳かで高級感あふれる空間が広がっています。ロビーの天井から吊るされている大きなシャンデリアは、ホテルの雰囲気をより一層引き立てており、思わずすっと背筋が伸びるほど。

ホテルの客室は155部屋あり、この美しいロビーを上から見渡せる部屋のほか、市内やボスポラス海峡を見渡せる部屋もあります。予約の際にリクエストが可能なので、理想のステイに合わせて選択することができます。

毎朝の朝食は、バイキング形式で上階のレストランフロアでいただくことができます。新鮮なトマトやキュウリ、オリーブ、白チーズ、チャイなどトルコの朝食に欠かすことができない定番の食材はもちろん、あらゆる国の旅行者の要望を満たす様々な料理が朝から勢ぞろいしています。

1900年代からの由緒ある建物がホテルとして開業したのは2006年。歴史を感じながらも快適な設備が整ったレガシー・オットマン・ホテルでリッチなステイを堪能しながら、イスタンブールの観光を楽しんでみてはいかがでしょうか。

Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

名前 レガシー・オットマン・ホテル(Legacy Ottoman Hotel)
所在地 Hobyar Mahallesi Hamidiye Caddesi No:16 Sirkeci