【週末イベント情報】12月3・4日は東京農大へ行こう!幻の健康食品「すんき」をゲットできるイベントが開催されるゾ!

いよいよ暦の上でも12月が近づき、今年も残すところあと1ヶ月となってきました。

急激に寒くなってきた首都圏ですが、そんな寒さを吹き飛ばせるかもしれない、健康食品「すんき」をゲットできるイベントが、東京農大で開催されるそうです。

それが今週末12月3日・4日に東京都世田谷区の東京農大で行われるイベント「第9回信州木曽の観光と物産展」。

・幻の健康食品「すんき」とは?
「すんき」とは長野県木曽町および王滝村周辺でしか作る事が出来ない漬け物のこと。

なぜ、生産地が限定されているのか?というと、この漬け物に欠かせない「すんき菌」とよばれる独特の乳酸菌が、長野県御嶽山麓の火山灰地に育つカブ菜にだけしか存在しないためなのです。

その「すんき菌」によって塩を一切使わずにかぶ菜を乳酸発酵した漬物が「すんき」。

塩を一切使わない、そして独特の乳酸菌が持つパワーで、最近になって健康食品として注目を集めており、「ヒルナンデス」や「世界ふしぎ発見」でも取り上げられ、さらには抗アレルギー作用のあるすんき菌であるSN26が発見され効能があると認められた事で、健康食品として人気となっており、現在ではなかなか手に入らない漬け物となっています。

その人気は長野県のアンテナショップ「銀座NAGANO」で、1人様2個まで限定販売しても、入荷後すぐに売り切れになるほど。

・「すんき」が作られている長野県木曽郡とは?
木曽と聞くと岐阜県を思い浮かべてしまうかもしれませんが、木曽は現在の行政区でいうと長野県。

木曽は江戸時代から幕府の木材の直轄地として、さらには江戸4大関所の1つだった「福島関」が置かれ中山道の中核都市として栄華をほこっていました。

冬はマイナス20度を超え、夏が一瞬しかない、まるで北海道のような木曽の過酷な環境によって鍛えられた木材は、他の地域のものよりも育ちが悪く、その育ちの悪いことによって、年輪の密度が非常に細かいために劣化に強い良質の木材が育まれてきたという歴史があります。

その木材の素晴らしさは、現在でも伊勢神宮の社殿の建材として木曽ヒノキが使われている事からも分かります。

しかしながら、そんな輝かしい木曽の木材の栄華の歴史に終焉が訪れることになります。それは外国産木材の流通と鉄筋コンクリートという建材そのものの環境の変化でした。

今では時代の流れに取り残されてしまったとも思える場所、長野県の木曽エリア。

そこには時代の流れに取り残されてしまったがゆえの場所が存在します。それが、江戸時代の宿場の雰囲気が色濃く残る街なみ。

現在では1年を通して中山道を訪れる外国人観光客でにぎわい、

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また山に囲まれた木曽谷特有の環境は極上のパウダースノーをもたらし、知られざるスキー・スノーボードを楽しめる場所としても知られています。

幻の漬け物「すんき」とともに、町の歴史を楽しむ、そんな味わい深い旅に出かけたくなるイベントを楽しんでみてはいかがでしょうか?

Post: GoTrip! https://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

日時 2016年12月03日(土曜日)〜12月04日(日曜日) 10:00~16:30
場所 東京農業大学「食と農」の博物館 東京都世田谷区桜丘1-1-1

詳細情報 http://www.town-kiso.com/manabu/event/kankou_event/m100108/